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【コラムvol.3】マラソンガチ勢じゃないのに「歩く」「走る」にこだわる理由

恵比寿であし専門のフットコンディショニングサービスを提供しているパーソナルトレーナーの依田(よだ)です。トレーナーとシューフィッターの目線から足元から身体を整える系のトレーナー(フットコンディショニングトレーナー)をしています。
今回の記事は元陸上部でもないし、ガチなマラソンランナーでもないのに、なぜランナーの方(もちろん一般の方へも)に歩き方や走り方のアドバイスをするのかを書いていきます。

【結論】歩く、走るがうまくできると良いことがたくさんあるから

朝起きて職場に向かうとき、休日にどこかへ遊びに行く時、スポーツでゴールに向かうとき移動手段として、ほとんどの場合「歩く」「走る」という行為をするのではないのでしょうか!
生まれてから、次第に歩き出す様になり、アクシデントがない限りは歩き続けます。それだけ人生の中でも、たくさん行う歩行が、不自然な動作で足腰に負担をかけているとしたら、スタイルを崩す要因の一つとなっているとしたら、それはとてももったいないことだと思いませんか。
歩く、走ることが、今よりも少しだけ、上手く出来るようになるだけでも、足の形が綺麗になったり、脚のラインが整ったり、スピードが上がったり、痛みや違和感が減ったり、ポジティブな効果をたくさん得ることができます。

脚が太くなりやすいのは「歩く」が不自然だから

歩くが不自然だと、足が太くなりやすくなります。
なぜなら使わなくても良い、筋肉達がでしゃばってしまうから。下半身だけでざっくりと筋肉を分けても、お尻や太ももの前後、内側、外側、ふくらはぎ等、たくさんの筋肉があるのに、不自然な歩行は一部の筋肉に頼った歩き方になるからです。一部の筋肉に頼っていたら、ピンポイントで発達したり、浮腫んだりしてしまいます。脚のスタイルを整えるという意味でも正しい「歩く」は大切です。

「走る」と痛いのは「歩く」が不自然だから

走ると違和感が出てくる人、痛みがある人も歩くが不自然かもしれません。
歩くをスピードアップすると、走るになります。重心を前に移動するという点では同じです。走るで痛くなる場合は、歩行の時点で膝がねじれていたり、一部に疲れが出やすかったり、何かしらの問題を抱えていることが多いと感じます。そもそも「走る」という運動に慣れていなかったり、踵接地の負担の大きい走り方が習慣になっていることで痛くなる場合もあります。

疲れやすいは「歩く」が不自然だから

疲労が溜まりやすく、回復しにくいのも上述の一部の筋肉を使うことによって、引き起こされます。せっかくたくさんの筋肉があるので、役割分担してバランスよく使うことができれば、疲労も軽減できます。使いすぎた筋肉は硬くなり、血行が悪くなります。老廃物や疲労物質を流したくても、筋肉が硬いと流れにくくなってしまうので、回復もしづらくなってしまいます。

まとめ

「歩く」が上手く出来るようになるだけで、解決する悩みはとても多いです。足だけで見ると、カラダに対して小さな部位なのに、とても大きな影響を与える存在なので、"あし"がカラダに与えるインパクトは本当に大きいですね!全身の中で一つだけ、トレーニングや調整をして、ポジティブな効果を出すなら、最も投資対効果が高いのは"あし"だと思っています。
今回の記事で日頃からたくさん使うのに、なぜか労ってもらえない"あし"を少しだけ意識するきっかけになれば幸いです。

最後までお読み頂きありがとうございました。

P.S.
ここ最近は普段履く、足にとってはあまり良くないビジネスシューズ(パンプスやハイヒール、革靴など)をどれだけ負担なく履いて頂けるか考えています。解決策はやはりインソールですが、足に良いハイヒール、革靴が作れたら面白いなと思っています。

最後に現在LINEでシューズのお写真を送っていただくことで、簡単な足のタイプ診断やアドバイスをしています。シューズの購入サポート(ショップで一緒に靴選びや足型測定をジムや屋外、ご自宅などに出張で行っています。)や脚のラインを整えるトレーニングで下半身の悩み解決しているので、あしの悩みがあれば気軽に相談してくださいね。


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