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【活動記録vol.2】"健康は足元から"出張フットコンディショニングトレーナーの活動記録

東京神奈川で出張運動指導をしているパーソナルトレーナーの依田(よだ)です。
普段は主に都内各地のレンタルジムやご自宅への出張、企業様への出張指導を行っています。
あしの悩み(膝が痛い、股関節が痛い、脚が浮腫む、)
今回の記事ではトレーニング中の質問や解決策など活動記録やパーソナルトレーニングの様子・考え方を書いていきます。

ランニング中の膝の痛みを解消し、早く走れるようになりたい。

今回のケースは10年以上マラソン大会に出場し、サブ3を目標にしているランナーのトレーニングです。

私自身スポーツ経験は子供の頃から野球、卓球、サッカーをしてきて最も競技経験が長いのがサッカーです。社会人になってから痛みなく、楽に走るためのランニング指導を始めました。なので今回のケースはお客様の方が速く走れるパターンです。

トレーニング指導ではよくあることですが、教わる側としては自分より速い人に教わりたい、自分より痩せている人に、○00kg持ち上げられる人にと思いますがやる事と教えることは別だと偉い人が言っていたので、基本的にやることは変わらずバイオメカニクスや運動生理学、機能解剖学の観点から「こうした方が体は動きやすい」「地面に対してこういう風に力をかけたほうが前に進みやすい」だからスピードが上がります。関節への負担が減ります。というスタイルで運動指導をさせていただいています。
最近よく聞くのは運動指導者の自身の成功体験だけで指導することで「ご飯を食べることが怖くなってしまった」「休んだらすぐに体が戻ってしまう」など誤った知識が身に付いてしまったお客様が多いということです。

〇〇したら痩せる。〇〇したら足が速くなる。ということはあり得ません。
〇〇したらの前には、「〇〇の場合」という感じで前提があります。広告としてはわかりやすいですが鵜呑みにしないように気をつけたいですし、トレーナーとしても原理原則は抑えつつ、新しい知識を常に取り入れて目の前のお客様にとって常に最適解が出せるように学び続けていきます。

かなり話は脱線してしまいましたが、そのような方に向けてどのようなトレーニング指導を行うのか記録に残していきます。

問題解決のために何をしたか

主訴はランニング中の膝の痛みです。そして目標は「速く走る」ことです。
ポイントはランニング中のどの局面で痛みが出るのかということ。
そして既に一般レベルよりもスピードが速い方なのでランニングを因数分解して、どの局面でロスがあるのかを細かく動作分析することだと思いました。

そもそもランニングは片足ホップを繰り返す運動です。なので片足立ちやケンケンの動作は問題なくできないといけませんね。
またより速く走るためには上半身と下半身の連動を高めることが必要です。
上半身と下半身を繋ぐ体幹部の姿勢はきちんとできているか。関節の動くタイミング→筋肉が使われるタイミングにエラーはないかをチェックしていきます。
単純に体の硬い柔らかいではなく、必要に応じた筋肉にスイッチが入るかどうか適切な順番で使えているかどうかなどを見極めることが大切です。
よく腰痛のためにストレッチをしているが中々解決しないという方は上記の硬い柔らかい以外に問題がある場合が多いです。

運動処方→セッション終了

様々なテストの結果、片足立ちができない、ランニング中に接地と離地が上手くできない事が分かりました。まずはそこに焦点を当てて、片足立ちに必要な筋肉の施術と筋力トレーニングを行いました。

単純に痛い部位周辺の筋肉を強くするだけではほとんどの場合問題解決しないので疼痛改善はもちろんですがそもそも関節に負担のかかる動作を改善スタートしてから3回目くらいで慢性的な痛みが和らいできました。

スピードアップのフェーズは痛みの改善後になるので、トレーニングを始めたばかりの段階では後回しにしていきます。
コロナの影響もあり、マラソン大会まで時間があったので目標期間までの週数で期分けし、短期~中期目標を立てて、合意の上でまずは疼痛改善に専念することにしました。

最後に

スポーツ上達のトレーニングはスキルやテクニックの部分はトレーナーがあまり関与することはありません。(トレーナーもスポーツ現場かパーソナルトレーナー等によって異なりますが)野球が上手くなりたいなら野球の練習、サッカーが上手くなりたいならサッカーの練習をする方が効率良いからです。
しかし上手くなるための競技練習がベースの筋力がなかったり、基礎的な動作ができなかったりするせいで出来ないのであれば、その点はトレーナーが解決できる課題だと思っています。

P.S
最近赤ちゃんが産まれ毎日のように観察しています。(可愛がっています。)オムツで泣いているのか、お腹が空いて泣いているのか、甘え泣きなのか、暑いのか、寒いのか以前より五感をよく使うようになりました。
特に観察していると面白いのは足指の自由度の高さでグーチョキパーと自由自在です。赤ちゃんの足はまだ不安定で骨も出来上がっていないということもありますが、大人になるにつれてどんどん出来なくなるのは悲しいものです。まだ土踏まずもなく、平たい足ですがどのように成長していくか楽しみです。(もちろん足だけではなく)
ファーストシューズや成長過程に沿ったシューズ選びについても知りたいとの声があるので、いつかまとめたいと思います。

長くなるので手短に宣伝です。
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