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ドーナッツと食行身禄と縁

↑ この四文字・・読めますか?私は読めませんでした。ちなみに四文字熟語ではなく人名です。

・食行 身禄(しきぎょう みろく)
寛文11年1月17日(1671年2月26日) - 享保18年7月13日(1733年8月22日))は、日本の宗教家。富士講の指導者。本名は伊藤 伊兵衛(いとう いへい)で、食行身禄は行名(富士講修行者としての名前)。伊藤食行身禄、伊藤食行とも。

先日『”備えよ「富士山大噴火」火山灰の脅威は首都圏にも”』というニュースをチェックしていました。

キーワードは”火山灰”

富士山噴火1

富士山噴火2

富士山の噴火がいつ起きてもおかしくないと専門家が指摘するなか、日本初の試みが始まりました。首都圏にも降るといわれる火山灰の上を車で走れるのでしょうか。

10cmの火山灰の上を車で走行するテストは・・とても興味深い結果でした。

火山灰については、2011年1月・・鹿児島県と宮崎県の県境に位置する霧島山の新燃岳で大規模な噴火が発生し、近くで暮らしている仲間が被害にあった経験もあり、その頃から詳しく調べるようになり・・。

去年の夏、備えも・・。

今朝、ふと富士山噴火や火山灰のことを思い出した瞬間、多摩川駅近くにある『多摩川浅間神社』が頭の中に。映画『シン・ゴジラ』や見晴台で有名なアノ神社です。この神社は『浅間(せんげん)』と読みますが群馬県にある浅間山のように『浅間(あさま)』と読む事もあります。

火山と浅間の関係

火山と『浅間』の関係をご存知の方も多いと思いますが、火山の古語が『あさま』だったと言われており、富士山関連の神社に『浅間』つくことが多いです。ちなみに『あそ』と呼ばれる事もあるそうです。阿蘇山が火山と言うのも納得できます。

改めて『多摩川浅間神社』のHPをチェックしていたら『食行身録之碑』の詳細が。

明治時代に地元富士講が富士登拝三十三回を記念し、勝海舟さんに書を依頼し出来た石碑である食行身録とは富士信仰の開講として知られる。https://sengenjinja.info/index.html

富士講碑です。

ちなみに『多摩川浅間神社』の御神祭は『木花咲耶姫命(このはなのさくやびめ)』。この二十数年間、初詣は『新宿花園神社』へ参拝へ行き、中でも『芸能浅間神社』には強めに参拝させて頂いています。ここも、もちろん『木花咲耶姫命(このはなのさくやびめ)』です。

”富士山”、”食行身禄”、”火山”、”浅間(あさま)”、”木花咲耶姫命”、”芸能”が繋がりました。

食行身禄が・・享保18年(1733年)6月10日、63歳の時、駒込の自宅を出立して富士山七合五勺目(現在は吉田口八合目)にある烏帽子岩で断食行を行い、35日後にはそのまま入定しました。

▼入定(にゅうじょう)とは?
真言宗に伝わる伝説的信仰。原義は単に「禅定(ぜんじょう)に入る」という意味だが、ことに弘法大師空海が永遠の瞑想に入っているという信仰を指す。

食行身禄の死後、枝講を認めていたこともあって、身禄の娘や門人によって次々と富士講は増え、「江戸八百八講」と呼ばれるまでになったそうです。

「枝講?」。この辺の事を調べていると分からない言葉が多く登場します。

▼枝講(※読み方が分からず)とは?
基本的に元講(先達によって創始された講)および元講的な役割を果たしていた枝講(元講から分かれて結成された講)
※転載元(15/21)https://www.jstage.jst.go.jp/article/jgeography/124/6/124_124.895/_pdf

色々と調べていくと・・食行身禄にとって最も基本の大事なことは日々の生活。生活をきっちりと営めばおのずから福は叶えられると。

例えば・・身の回り小さいな事、掃除もその一つ。

”徳を積む” 、 ”自分を変える”

”徳を積む”と言うキーワードを出すと、どうしてもドラマ『重版出来!』を思い出してしまいます。本当に素晴らしい作品でした。きよし師匠の言葉のように ”小さなことからコツコツと”。まさにその通り。

”自分が変われば相手も変わる”、まずは”自分を変える”

少し難しい話ですが、当たり前のことをする。

・ゴミが落ちていたら拾う(掃除)
〜大谷選手のように

・困っている人が居たら助ける(人助け)
〜宮沢賢治の”雨ニモマケズ”のように

・他人の立場になって物事を考える(エンパシー)
〜ブレイディみかこさんの小説のように

日々、こんな事を考えています。


shifuku期間限定ショップ@HOUCUS POCUS

ここまでくると確かに”普通”ではないのかも知れませんし、新潟のあるお店の女将に言われた通り、”お狂い”なのかもと・・感じる時もありますが、お狂い上等。濃厚に過ごしていると濃厚な出会いに巡り合います。

前置きが長くなってしまいましたが、先週末6日(土)の話を。

ここには何度も登場している『plainclothes shifuku』こと至福さん『HOCUS POCUS』で期間限定ショップを開くとのことで、Hちゃんを誘ってYさんと三人で行ってきました。

なんと、アノ永田町・・。日本の中枢・・アノ永田町です。そんなところでドーナッツの専門店・・。その話を聞いた時は脳がパニックに。

伝統的な製法と不思議な技術で仕上げられたお菓子。ケーキのようなドーナッツを中心にハンドポータブルな焼き菓子を取り揃えます。

改めてネットで調べてみると、そのお洒落すぎる店内と空間にさらにパニックに。

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普段だったら怖くて入れません。

恐る恐る近付いてみると、至福夫妻を発見(ホッとしました)。

お互いに「(なんでこんなお洒落なところでw。しかも永田町ってw)」と目で会話が出来る程でした。

別注ドーナッツ

話をしつつ商品を見つつ、その日一緒に出店していたメキシカンジュエリー『AHAU』の方とも話をしつつ、HちゃんとYさんは一足先に噂のshifuku別注ドーナッツを。

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その後も私は『AHAU』の方と話し込んでしまいましたが、無事にドーナッツを頂きました。

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私は・・あえて違う味、ピスタチオ味を。確かにドーナッツの形をしていますが、ケーキです。そして、めちゃくちゃ美味しい!びっくりしました。

shifuku別注ドーナッツの味は・・

ドライのブルーベリーを紅茶で戻したものと、スパイスとセージを加えたドーナツにホワイトチョコをかけてチャイ風。

少し味見をさせて頂きましたが、何とも言えない大人な味に驚きました。

オマケで店長さん(やよいさん)がshifuku別注ドーナッツに使ったドライのブルーベリーを紅茶で戻したものを単体で出してくれて食べてみましたが、それも美味しくて・・。

試作過程の動画も面白いです。

「セージは浄化!」。

『AHAU』のメキシカンジュエリーはこんな感じで。

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美しいシルバーアクセサリーの数々。

直接仕入れているとのことで、驚きの価格。正直・・安いです。ディスプレイに使われている化石などの話も楽しかったです。

ですが・・『AHAU』の方、S.Hさんとは初対面にも関わらず、真面目で少し深めの話をさせて頂き「むむむむっ・・」と勉強になりました。危なくズ〜っと話し込んでしまいそうでしたが、仕事の邪魔をしてもアレなので抑えめに抑えめに・・。

帰り際に、お名前とアカウント名を教えてもらい「後で連絡させて頂きます」と。

気付けば・・2時間。至福夫妻と『AHAU』のS.Hさん、店長のやよいさんに挨拶をしてお店を後にしました。

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お店に入ったのが、12時30分過ぎだったので外は(もちろん)まだまだ明るいです。

その後、新宿御苑『store a』を経由して大井町方面へ。

この日も朝からほとんど食べておらず、朝食のカップスープと食パン半分、そしてドーナッツとコーヒー。

大井町 割烹 とんかつ『ひろせ』

日没と同時に空腹も限界に・・。

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大井町 割烹 とんかつ『ひろせ』で夕食を。

真夏の生ビールも美味しいですが、秋冬・・乾燥した季節、ヘロヘロになった後の一口は格別。『ひろせ』のこのジョッキで呑む生ビールは昇天します。メインのとんかつを撮り忘れましたが、ロースもヒレも絶品です。(共に定食で・・1,600円ちょっとです)


結局は『人間対人間』

だらだらといつもより長文になってしまいましたが、何が伝えたいかと言いますと・・年齢、性別、肩書き、職種は関係なく、結局は『人間対人間』

食行身禄(もう読み方を忘れてしまっていると思いますので、フリガナを。しきぎょう みろく)が伝えたかったこと、「日々の生活。生活をきっちりと営めばおのずから福は叶えられる」。当たり前のことを普通にする。

それをベースに私が思うことは・・思考と行動を止めず、濃厚に生きていれば濃厚な出会いがある。SNSだけの薄っぺらな繋がりではなく、リアルな現実世界できちんと相手の顔・目を見て、その人の温度を感じ、きちんと話をすること。当たり前の話に聞こえるかも知れませんが本当に大切なことです。

鋭い人と対峙すると偽物・嘘は見抜かれます。

一瞬です。

ガードを下げてフラットに来られれば来られる程、ゾクっとします。

な〜んて、なかなか難しい話ですが、人間は言語・言葉を使ったコミュニケーションよりも、他の何かでコミュニケーションをとっている割合の方が多いような気がしてなりません。うまく言えませんが・・。目はその中の一つです。筋肉の電気や皮膚、動き、仕草などなど。

縁=円=第16使徒アルミサエル

出会いを紡ぐ『縁』、不思議なモノです。

ドーナッツも『円』、美味しいモノです。

第16使徒アルミサエルも『円』。

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noteを書こうと脳内を整理していた時、”エヴァっち”呼び出されて覗いてみると、新しい使徒が産まれていました。第16使徒アルミサエル。またまた驚きのタイミングで・・。

その前にタイトルやヘッダー画像が決まり「さて、書こう〜」と思った矢先、至福・友美さんからメールが届きました。いつもながら絶妙なタイミングで・・。


気付くか気付かないか、

無数のある点と点を繋いで遊ぶか遊ばないか、

そしてこんな長い余談を書くか書かないか。

最後まで読んでくださり有り難うございました!



あっ、大切なことを書き忘れていました。

食行身禄の『身禄(みろく)』は・・・釈迦が亡くなって56億7千万年後に出現して世直しをするという弥勒菩薩から取ったもの。

弥勒菩薩(みろくぼさつ)。

身禄、弥勒、みろく・・・またまた、369



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