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太陽光と風力のハイブリッド自家発の自作キットの紹介

前回は太陽光発電の安い自作キットを紹介しました。

ただ、ご存知のとおり、太陽光発電は、発電に偏りがある。

曇りの日は大幅に発電量が下がるし、夜は発電できない。だから蓄電池と組み合わせてナンボの装置なのですが、大容量のそれは以前として割高。
そこで私的には風車と組み合わせる方法を推奨したい。

風車は、雨の日だろうが、夜だろうが、とにかく風さえあればどんどん発電してくれる。

「風況次第」はむろん発電の「偏り」ですが、太陽光と被らない「偏り」なので、互いに補い合うことができます。しかし、日本では太陽光パネルを屋根に載せている家をよく見かけるようになりましたが、風車と組み合わせている人はほとんどいない。

だいたい日本製の小型風車は、ボッタクリかと思うほど高い。

私は前々から不審に思っていたんですね。というのも、小型風車サイズの直流ダイナモは1万円弱から数万円程度で売られている。はっきり言えば、それに翼やヒレをつけて、首のところを回るように加工すれば風車になる。ホームセンターの材料で自作可能。

ちなみに、海外でダイナモから自作して二重反転する独創的な垂直型風車を自作している人がいましたので、参考までに。

https://www.youtube.com/watch?v=V-hFDnfgXjE

まあこの動画までいくと、かえって高コストになりますが、もっと単純な装置だと数万円程度の材料で作ることができる。

ちなみに、動画での屋根の設置方法は参考になります。

鉄の骨組みの、電気を使った切断と溶接は、手に持てる材料で100V電源の装置を使うものなら簡単であり、私もできます。調べてみると、工房を併設しているホームセンターがあり、そこで機器が使えるようです(やり方を教えてもらいましょう)。

まあ、われわれ素人は、短躯の素材を用いて、電動ドリルで穴あけだけやって、ボルトで締め上めて角度を取る方法のほうが、無難かもしれませんね。
それもできない人は、工事屋さん・便利屋さん等に設置を相談してみるのも手かと思います。数万円以内でやってくれるよう交渉しましょう。

いずれにしても風車併設により電力自立にぐっと近づけます。

これからの時代は太陽光と風力のハイブリッド・システムがオススメ

というわけで、今回は太陽光と風車を組み合わせた自作キットを紹介します。
まずは「ECO-WORTHY 400W風力発電機+ 100Wソーラーパネル」です。

価格は44,480円。

ソーラー・ウインド・ハイブリッド 0

これは一番シンプルなスタイル。
もっとすごいのが「ECO-WORTHY 950W発電システム」です。

ソーラー・ウインド・ハイブリッド

同じ400W風車に、180Wの太陽光パネルが3枚ついたもの。
ほぼ1KWシステムの自作キットなんて、一昔前は考えられなかった。
それで価格がたったの129,800円。驚きです。
はっきり言って、小さな家(又は部屋)の一人世帯者なら、節約すればこれで電力自立も可能かもしれない。
つまり、13万円ポッキリで、以後20年くらいは電気料金から解放される(かもしれない)。
例によって配線が分かり易いですね。見ての通り、太陽光パネルなんて直流ですから、枚数が増えても、同じ線に新設分をどんどん繋いでいくだけ。
しかも、カラー配線で、どの色がどの電源に対応しているのか一目瞭然。

ソーラー・ウインド・ハイブリッド 1

ところで、パネルを増設して、もっと発電量を上げたい人もいるでしょう。
上と同じ「ECO-WORTHY 180W大容量太陽光パネル」の単品売りです。
価格は19900円。

ソーラー・ウインド・ハイブリッド 4

ちなみに、増設はバッテリーのキャパ内であることは言うまでもなく、逆にいえば、もっと大容量のバッテリーに交換すれば、その分だけ発電側も強化できます。
また、「風車のほうを増強したい」という人もいるだろう。
そういう人にオススメなのが、
この「600W垂直風発電機」です。価格は28,325円。

ソーラー・ウインド・ハイブリッド 14

ソーラー・ウインド・ハイブリッド 3

これも一部?日本メーカーのボッタクリからすると、安い。
ちなみに、この「○○W」というのは「定格出力」のことで、太陽光パネルならよく晴れた日にパネルに光線が垂直照射した場合、風車なら風が「秒速○m以上」吹いた場合に発揮される性能をいいます。ま、一番いい条件の時の発電量ですね。

ところで、風車の場合は、設置のハードルが高い。

敷地内に専用ポールを建てるのは別途費用がかさむので、一戸建てなら屋根の先端部分に、またマンションならベランダの手すり等に取り付ける方法も選択肢。

ボルトでしっかり固定しないと事故に繋がるので注意を。

とくにマンションの手すりの場合、ブツが落下したら、場合によっては他人を巻き込む過失致死罪にもなり、刑務所行きというケースもありえる。

BSアンテナのようにいかないし、第一、水平型風車は負荷が強くて手すり設置は怖いものがある。だから、手すりは支持台の構造物の一つとして利用し、ブツ自体はあくまで「ベランダ内」に設置するのが安全かもしれません。その際は(洗濯物干し等に使う)ベース・コンクリートを基礎に使うとよいと思います。

あと、私的には太陽光と風車のハイブリッドだけでなく、「水の(一定の)自給」ということも視野に入れている。

以前、私はこういう家を載せましたね。

太陽光パネルを集水に利用し、雨水タンクと製水機を備える【公共電力と水道に頼らない】

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というわけで、以下の記事も参考までに。



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