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意図的な目的のすり替えが継続には継続には重要ということ


小学生のころ、水泳教室に通っていた。
小学校1年生から行っていた自分は、ジュニアのコースに入っていて、
小学校4〜6年生と一緒に泳ぐことが多かった。

今から考えれば、あんなに狭いプールに15人、20人も一緒に泳ぐのだから
もう足があたったり、蹴られたり、悲惨なものだ。
特に平泳ぎの練習なんて、それぞれ蹴り合いになり、
5,6年生の蹴りが当たったときには、よく悶絶したものだ。

そんな僕がなぜ続けられたのか。

帰りのバスでポケモンを友だちとしたかったから。

もうこれしかない。プールの最後の方は、
「今日もポケモンができる!対戦したい!ポケモン交換したい!」
そう思って頑張っていたのをよく覚えている。笑

それが目的で続けていた水泳だが、なんだかんだ3年くらいで
全てのクラスをクリアして、50級〜1級まであったコースを
全てクリアするまでに至った。

これが水泳を上手くなりたいと思って入っていたら、
途中で挫折していたかもしれない。
違うことを目的にしたからこそ、
水泳がうまくなるという裏の目的が達成されたのである。

こういうケースは教育にもよくはまる。
例えば、田植えをする課外学習。
うまく植えることを子供には目的として伝える。
色々試行錯誤して、頑張って、泥だらけでやってみる。

結果どうなるのか。
食べ物の大事さ、農業の大変さ、食事への感謝を学ぶ。

本当の目的はこっちなのだが、
では、「食事の大切さを学びましょう!」と
田植え体験をさせたら子供は学ぶのか?
いや、こちらが思っているように学ぶことは無いのである。

つまり、目的を目的と設定せずに実践していったほうが、
結果的に継続性が増したり、楽しんで実践することができ、
真の目的達成に近いということが良くあるということは意識しておこう。

やらなければいけないことを義務的に取り組んでいませんか?
うまく目的のすり替えをして、目的達成をしていこう!!


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