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10日後から突然労務を担当することになった未経験者が「明るい労務」を掲げて突っ走った話



1年前のお正月、へっぽこな自分に向けた決意表明のつもりでこんなツイートをしました。

ひょんなことから労務アドベントカレンダーに参加させていただくこととなりましたので、この記事で、上記のツイートに至るまでの経緯とそれからのことをざっくり振り返りたいと思います。note初投稿かつ140字以上の文章を書くことなどそうありませんのでどうぞお手柔らかに、よろしくお願いいたします!

誰ですか?

そもそもどんなヤツなのか分からない人の話には興味もわかないですよね。初めまして、もりたみかと申します!キャディ株式会社で労務を担当しています。なんとなくネガティブな側面のイメージが強い労務を少しでも明るいものにしたいなーと思い「明るい労務」というワードを勝手に掲げてやっています。社内やTwitterでは “みくてぃ” と呼ばれているので、そう呼んでいただけると嬉しいです。いい歳して、という気持ちは本記事を読み切るまでは抑えていただけるとありがたいです。

ざっくりとこれまでの経歴について書きます。新卒から約3年半はパナソニックセンター東京というパナソニック株式会社のショールームで、その後2年弱は、いすゞプラザといういすゞ自動車株式会社の展示館で、どちらも館内の説明員として働いていました。その後ハードウェアベンチャーで採用アシスタントとして勤務した後、2019年6月にキャディ株式会社へ入社しました。

キャディの事業については、こちらのnoteをお読みいただけるとまるでプレゼンを聞いたかのように「ふむふむなるほど」となっていただけるかと思います。ぜひお気軽にポチっと押して読んでみてほしいのですが18,000字ありますので、ご判断は個々人の“お気軽に”の許容範囲にお任せいたします。


総務になる準備

キャディに入社してから半年は、ES(エンプロイーサクセス=人事)として安藤と一緒に仕事をしていたのですが、2019年12月になったばかりの頃、組織変更に関する話がありました。

「みくてぃ、多分次は総務をやってもらうことになると思う。」

そんなふうに言われた私はさっそくAmazonで総務の本を購入し、「来年総務になったら、あの辺のレイアウトをあんな感じに変更して~、部署間の交流を増やすためにこんなことしよう!」なんて色々と考えていました。”変わる可能性もあるけど、ほぼ確定かな” とも言われていたので、すっかり気持ちは総務担当でした。

2019年12月25日

そのまま月日は流れ、クリスマスの日となりました。管理部へ異動になることで新たに上長となる伊藤との1on1での会話は以下のようなものでした。

伊「組織変更の件だけど、決まりました!労務です!」

み「ろ!ろうむ!えええ!あ、はい!!!」

恐らく入社後一番のサプライズだったと思います。ということで突然私の気持ちは労務へと切り替えざるを得なくなりました。それが嫌だったとかそういう話では全くないのですが、ただひたすら(やったことないぞ、、?私にできるのか、、、?)とめちゃくちゃ不安でしたw 当時の私の驚きが自分宛のSlack DMに残っていたので挿絵的に置いてみます。

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あわあわ期

ここから私の労務としてのキャリア(なんて書くのは少しこそばゆいですが)がスタートしました。当時の私はとにかくあわあわしてました。年内の営業日とその後の休暇を合わせて10日ほどしたらもう自分が労務担当なのだと思ったら、やっぱり突然すぎて、焦っていました。

それゆえ年末年始はカフェに籠って社労士試験向けの本と向き合ったり、社労士資格を持っていた前職の上長に時間をもらって話を聞いてきたり、年が明けた1月は極寒の週末に伊藤と集まって2~3時間業務の整理をしたり、とにかく出来ることをやりました。

そんな中で冒頭で掲載したツイートをしたところ、想像以上に多くの方からいいねやリプライをいただいて、ものすごく励まされたのをとてもよく覚えています。本当にありがとうございました。

初めましての連続で死にかける

1月の給与支払報告書に始まり、以降すべての業務が当たり前なんですが初めての連続でした。引継ぎが細かくあったわけでもなかったので、都度都度 \どうやってやるんだ/ と書かれた壁にぶち当たり、前任に話を聞かせてもらったりしながらなんとか乗り越えていました。最初は小さなミスを指摘されただけで必要以上に落ち込んで、そこへさらに業務が重なるだけでなく急なリモートワークへの移行も乗っかって、もう何もかも不安定だった時期がありました。

「明るい労務」とは

回数をこなすごとに少し業務にも慣れた頃に始めたのが打刻のリマインドを楽しむことでした。毎月やってくる給与計算の前に必ず確認する勤怠。きちんと打刻していないメンバーにも悪気がないのは分かっていたので、どうしたら「あっ!打刻しなきゃ」と思ってもらえるか?を考え、通知の工夫をすることにしました。例えばこんな具合なんですが、

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はっきり言ってふざけ倒してますね。さすがに怒られるのではとビビって注釈つけてます。お中元の品リンクには、しっかり勤怠管理システムのURLを入れておきました。

上に書いたように死にかけた時期もありましたが、「明るい労務」と言ったからには楽しくやらないと!とこの頃から思い出し始めました。「”思い出した”ってちょっと、忘れてたんですか?」という疑問が浮かびそうですが、そうなんです。自分で言ったにも関わらず正直忙殺されておりそのマインドを失いかけておりました、、、

「明るい」の定義は人それぞれですが、労務業務の中で明るさを見つけるのは意外と簡単で、たとえば市区町村に何か送りたいとき、

“〇〇区 住民税 提出先 [検索]”

と打って一発でめちゃめちゃ分かりやすく送り先住所が表示される市区町村に出会うごとに「分かってる!!!!!天才!!!!!!」とその役所を崇めてみるとか(?)、小さなことにいちいち心の中で突っ込んでみるとか、そろそろ変な人だと思われそうなのでこちらで書くのは控えますが結構そこらへんに転がっています。そんな感じで、常に自分が楽しめるポイントを見つけていけると平和な心でいられます(浅い


一番言いたいこと

だらだらと書き続けてしまいそうなのでそろそろ本記事で一番言いたかったことを書きたいと思います。それは、今日まで約1年労務担当としてやってこれたのは本当にひとえに支えてくれる皆さんのおかげだということです。よくある締めで大変恐縮なのですが、未経験者が10日後から労務やるってよ、の状態からここまでこれたので大目に見てほしいです。

割と無茶な挑戦だったのでくじけそうになったことも多々ありましたが、そのたびに周りの方に支えられて、いや支えられまくってここまで立ってこれました。この感謝の気持ちはいつもそばで支えてくれたキャディのメンバーだけでなく、提携先の社労士の先生方、Twitter等でつながりのある方、これを読んでくれているあなたを含む全ての方に届いてほしいです。心の底から感謝申し上げます。本当にいつもありがとうございます!

最後に

この場をお借りしてもう一つ、現在、私の師匠になってくれる方を大募集しています!!!私と一緒に「明るい労務」として従業員のポテンシャル解放に、そして製造業のDXに挑みませんか?まだまだやることは山積みです。少しでも興味のある方はこちらのページから、あるいは私までDMください!お待ちしております!


こんな感じで大丈夫なのか、不安が残りますが終わります!公開に間に合って良かった!終盤にかけて焦りからか「!」の量が増えております!拙い文章をさいごまでお読みくださりありがとうございました!そして今回このような機会を与えてくださったSBO安田さん、Gozal高谷さん、無茶ぶりしてくれたキャディ柿澤さんw 本当にありがとうございました!

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