"タイトルなし"

ここでは素直に気持ちを綴れそうだから涙を拭いて綴ってみる。

元旦に立てた今年の私の一番の目標は泣かないことだった。その目標を志して3日で過呼吸になりながら泣いてしまった。

発達障害の弟と父親が殴り合いをしていた。母が泣き叫んでいた。私は必死の思いで祖母を呼んだ。

泣かないというのは私にとって儚い目標ではあったけれど、そんなこと無理って心では分かってはいたけれど、今年自分が立てた目標を守りたかった。
ここで泣いたら去年と変わらない自分のまま1年間を過ごしてしまいそうで、泣くのを我慢していたら過呼吸になっていた。
落ち着いて息ができるようになるまで自分でも気づかないくらい必死で呼吸している間に泣いていた。

今年に入って今日で泣くのは3回目。1回目は過呼吸になりながら泣いた。2回目は自分の行き場のない家族のことでの苦しみを母親にぶつけてしまい、謝らせてしまい、そんな自分が許せなくて泣いた。
今日はこれを綴りながら泣いている。


殴り合いをきっかけに母親に必死な思いで頼まれて家を出た父。あなたは今、あなたの息子がとてもひどい鬱状態になり、母親に「なぜ産んだのか」と永遠に怒鳴りながら問い続けていることなんて、母親が命の危機を感じながら息子と向き合っていることなんて何一つ知らずに「俺はいつ帰ってきてもいいの?」と電話をしてくる。

私は父親と弟の愚痴を言っているわけではない。ただ、自分の胸の苦しみを伝える場所がないから吐き出しているだけ。本当に辛いと思った時に泣きながら勇気を振り絞って電話する相談窓口はいつも忙しいから。

本当に辛い時に助けがないと自分でも驚くくらい見捨てられた気分になる。電話口で「ただ今大変混み合っています」という言葉を聞くたびに、閉ざされた気分になる。

昨日、母はとうとう警察にも相談した。弟の入院の日程は決まったものの、ここ数日、鬱によって産んだ親への殺意が酷く母が危険なためだ。万が一のためではあるが、来るとこまで来たなと感じてしまった。

発達障害の弟と、弟の病気に対して理解を示せない父。どうにか弟を苦しみから救おうと、働きながらいろんな相談所を駆け回り、父親と対立しながら娘のことも大切に考えてくれる母。そして、私。

母は強いと日々感じるが、それを伝えると「そんなことはない」と笑いながら言われた。「これからどうなるか分からないから怖い」と言うと、「お母さんがなんとかするから、ちゃんと自分の将来を大切にして涙を拭いて頑張りなさい」と言われた。やはり母は強い。でも今思えば、強くならなきゃ生きていけないから強くなったのかもしれない。母の泣く姿は数回しか見たことがないから、私がいないところでたくさん泣いているのかもしれない。

今年の私の目標、泣かないこと。どうか母も泣かないで過ごせる日々を過ごせますように。願わないと叶わないと思うから。

よし、思いっきり泣きながら言葉を綴ると少しだけスッキリした。noteありがとう😊

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