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美濃忠・上り羊羹 ~名物にうまいものあり~

週末の土曜には、おトクな情報、ちょっとしたイライラ解消、
グルメなど、型に捉われずお伝えしていきたい。

写真は、尾張徳川家の宝物を伝える徳川美術館の門。牡丹の花壇も
有名である。
https://www.tokugawa-art-museum.jp/

今回のお題は、初代尾張藩主徳川義直公が名古屋城入府の際、駿河の
国より同道し尾張藩御用の菓子屋を勤めた桔梗屋の流れをくむ、
和菓子店、美濃忠の「上り羊羹」(あがりようかん)。

まずはその味。
文章では伝えきれないが、とにかく通常の羊羹とはまるで違う食感と
味わい。食感は水ようかんと外郎(ういろう)の中間、といった感じ
で、プルンプルン。甘さ加減絶妙でかつ上品な味わい。個人的な経験
ではこれほどの和菓子にお目にかかったことはない。

次に希少性。
日持ちが4日間と極端に短い。首都圏では滅多にお目にかかれない。
名古屋市内の本店と支店2箇所、それと名古屋市内の主要デパートで
販売している。販売期間も、9月下旬~5月上旬限定である。通販も
今の季節は実施していない。
http://www.minochu.jp/item.html

さらに原料へのこだわり。
材料は小豆、砂糖、寒天、小麦粉のみ。美濃忠の創業、1854年以来
代々伝わる伝統銘菓の蒸し羊羹。いやな後味は全くない。それだけに
日持ちせず、かつ季節限定なのであろう。

1棹:2,484円(税込)と結構なお値段であるが、それ以上のお味である
ことは保証する。一度は味わっていただきたい。

お茶うがいの輪を広げてコロナを収束させたい!
https://note.com/from_free/n/nb68b68135e9e
https://note.com/from_free/n/n98097eb72720

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