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母になっていくはなし19(〜生後4ヶ月/母業と仕事)

2021年末、およそ一年間の不妊治療を卒業し
2022年8月、娘を出産しました。
不妊治療の門を叩いた日から
妊娠9週、母子手帳発行まで書いた不妊治療のマガジンはこちら↓


妊娠してからというもの
noteでたくさんの先輩方の妊娠・出産・育児記事を拝見したことで
準備をしたり、見通しを立てたりできているので
誰かの役にたったらいいなという思いと
自分の記録を兼ねて、妊娠10週からは
こちらのマガジンで綴っています↓

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41週0日、帝王切開にて生まれた娘は
あっというまに、生後4ヶ月を迎えました。
首が座り、泣き方のバリエーションも増え
どんどん人間らしくなっています。
私も、思うようにいかない日々を
まだ楽しめているし
少し育児というもの
そして母親業に、慣れてきた気がします。
とはいえ、毎日必死ですが…。笑

そして!
すっかり子育て日記と化している
こちらのnote。
気づけばフォロワーさんが3000人を超えていました…!!

ほぼ自己満で綴っているのに、感無量です。
爆速で過ぎていく時間を振り返り
言語化する作業は
私自身、とてもスッキリする時間です。

また、このnoteを読んでくださる方が
もやもやしたり
寂しくなった時に
少しでもほっこりするのに
役立てたら嬉しいです。


さて、今日は
仕事と母親の両立について書きます。

◆仕事再開の理由

保活まっさかりの10月中旬
実は、細々と仕事を再開しました。
娘、2ヶ月半にして
再開するとは自分でもびっくり。笑

でも、今まで通りというわけにはもちろんいかず
だんなさんが休みをとれる
平日の半日と、日曜日だけ。
仕事内容は、自宅でできるオンラインレッスンをメインに
月一回、最寄りの会場でのワークショップをしています。

再開の一番の理由は
オンラインのレッスンを待ってくださる
生徒さんの存在。
本当にありがたいことです。

UMUMがオンラインで担当している生徒さんの中には
生まれた時から重い疾患や障がいがあり
病院で暮らしている方もいます。
大袈裟かもしれないけれど
そんな方にとって「アート」が
まさに「生業」として
社会とのつながりになることを目指し
授業をしています。
表現することが、より深く
生徒さんの人生に関わりえるので
わたしも、とても真剣に向き合おうと努めています。

そんな生徒さんのレッスンが、長い時間があくことは
その間に、命に関わるシビアな状況になってしまうこともあり得るわけで。

そういった生徒さんの存在と
私自身のメンタルヘルス向上。

娘がどんな状態で生まれてくるか
産後どんな生活になるか
まったく想像できなかったので
仕事の再開時期は決めていなかったのですが
ありがたいことに、家族の協力を経て
この二つの理由で、再開を決めました。


◆「母親モード」「仕事モード」

週1日半の私のお仕事デー。
レッスンもワークショップも回数は少ないものの
産前に法人化したおかげで
個人事業から法人への切り替えに関わる
会計処理、人事労務…
さらに生徒さんのマネージメントと
ワークショップの告知や準備。
蓋を開けてみたら、タスクはたくさん!

何より感じたのが
私の脳みその「母親モード」を
「仕事モード」に切り替えるのが
すごーく難しい、ということ。
「母親モード」では
頭がぼけぼけで
事務作業の難しい単語など
ほとんど頭に入ってきません。

娘をだんなさんに託し
作業部屋に入り
机の前にすわっても
何からやるんだっけ…?と
しばらく、ほやーん。
やっとタスクが明確になり
今日の作業を始めると
娘の泣き声が聞こえてきて
「母親モード」と
「仕事モード」がいったりきたり。

レッスンやワークショップは
体に染み込んだ現場感で
問題なくできているのが唯一の救いでした…

なんとか仕事を進め
1日が終了。
次回の仕事デーのために
何をどうするのか
タスクを具体的にメモする習慣がつきました。
次に仕事できる日にはまた
ほやーん
から始まってしまうからです。笑

◆我が家にも、ついに時計が

わたしが仕事をすることに
めちゃくちゃ協力的なだんなさんですが
もちろん、順調にきたわけではありません。

だんなさんは週5日半
夜勤や日勤で現場に向かい
家にいる時は育児。
わたしは週5日半
家で育児をしながら
隙間で仕事。
お互いに、余裕がありません。

限られた2人の時間に
仕事を入れつつ
仕事以上に時間や手間がかかる
(しかも予定通りにいかない)
育児というタスクも入ってきているので
冷静に考えれば
余裕がないのは、当たり前。

でも、甘えもあり
どうしても、お互いに多くをのぞんでしまいます。

特に私の仕事は自宅のため
レッスンがない時は
ケジメをつけにくいのが難点。
時間の確保がうまくいかず
「わたしも仕事ちゃんとしたいのにー!」
と、だんなさんに怒ったこともあります。

なるほど、これが育児の大変さ。
わたしとだんなさん
それぞれが自由に使っていた24時間を
どちらかが、必ず育児にあてなければいけない。

夫婦間で協力し
時間を見ながら分担をし
行動するようになりました。

(時計がなかった我が家に、ついに導入されました!)


◆仕事、楽しい。母親も、楽しい。

いろいろ書いてきましたが
結局やっぱり、仕事が楽しいです。
全然面白みがないような事務作業でも
1日の終わりには
自己肯定感があがります。

そして、母親も楽しい。
仕事を終えて
泣く我が子を抱くのは、とっても幸せです。
笑ってくれたりしたら、もう最高!

この二つの楽しさが
これから少しづつ
相乗効果を生み出してくれたらいいな
なんて思っています。
保育園に入ったら
もう少し仕事の時間をとれることも期待しつつ。
(そんな甘くないんだろうな…)

今は、ゆったりと子育てできる
5日半の喜びと
社会と繋がれる1日半の喜びを
噛み締めながら過ごしています。

いつも長文を読んでいただきありがとうございます! サポートは、企画のための画材&情報収集に活用させていただきます。