いとしの方言。
私の地元は新潟県。夫は青森県。
お互い地元を離れて20年以上経ち、今や関東での暮らしの方が長くなりました。
お互いもう訛りとか方言なんて使わないし、すっかり東京もんになったよねー、なんて思っているのですが、夫は実家との電話では訛りまくり。
いやー、方言(訛り)、強し。
夫のお母さんと話していると、いつのまにか私もエセ東北訛りに。
そんな私達の間では、もうすっかり馴染んで使っているお互いの方言があります。
たまに違う人の前で使って、??、という空気になり、あ、これ方言だったわ。と思うくらい。
いくつか紹介します。
まずは、「いずい」(青森)
物理的に、何かむずがゆくて落ち着かない、の意。
例えば洋服のタグがチクチクする時に。
例えば椅子の座り心地が悪い時に。
例えば○んポジが悪い時に。(私にはわからない感覚)
何かいずいわー、この椅子いずいわー、(股を押さえつつ)ん、何かいずい。
特に何かがチクチクして嫌な時によく使います。
床屋に行った後など、頻出。
「ぶちる」(新潟)
どこかにぶつけて青あざが出来ること。
これは私、ずっと標準語だと思っていて。
大学の頃、「見て、昨日転んだとこ、ぶちてるのー」と友達に見せたところ、えっ…どういう事?青タンの事?と言われて、えっ…青タン?ぶちてるって事?という堂々巡りの会話をして方言に気付きました。
でもこれは広めたい!めちゃわかりやすいじゃないですか!
ぶちてる、ぶちた、ぶちるかも。
是非お使い下さい。
「どぶる」(新潟)
主に雪や、ぬかるんだところに、足がはまって身動きが取りづらくなる事。
これはちょっと雪国感出てるので一般的ではないかもですね。私は雪以外の場所でどぶった事などないので。
子供の頃、自分の背丈ほど積もった雪の上に登り、歩いているとしょっちゅうどぶって、上級生に助けてもらいました。
上級生は大体私達の前を歩き、ここどぶるから気をつけてー、などと教えてくれたりとか。
夫との会話で使うのは、大雪のニュース見てる時とか。頻出単語ではないですが夫も普通に使ってくれるようになったので。
まだまだきっと拾ってみるとあるのだと思いますが、今日はとりあえず、思いつくものを。
方言の話題は大好きなので、またいつか書きたいな、と思っています。
それでは、はちゃね!(地元の言葉でまたね、の意)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?