長所も短所もただの特徴
今朝の10分陽明学で性善説や性悪説について触れた。王陽明の弟子が「人間はうまれつき善なる存在なのか、そうではないのか、諸説あるけどどう考えたらいいの?」って陽明先生に尋ねた。
そしたら陽明先生「人間の性質に善も悪もなくてさ、時と場合によって善に見えたり悪に見えたりするだけなんだよ」って答えた。
読んで連想したのが長所と短所、強みと弱み。
自分の長所ってどんなとこですか? 5つほど書き出してみてください。ついでに短所も5つ。俺は思いついてから行動までに時間かからない「すぐ動く」ところが長所かな。あとは「割とにぎやか」ね。
書き出しましたか?
書き出した長所と短所を眺めていると気づくのが、長所は短所っぽいし短所は長所っぽくもあるということ。どうです? そんな感じしますか?
俺の「すぐ動く」は「待てない」と同義。時と場合によっては長所どころか命取りになりかねない。「割とにぎやか」は「おとなしくしてられない」。オペラとかバレエとか観に行けない。
長所も短所もただの特徴に過ぎないと思ってる。なので自分の特徴を長所として発揮できる「時と場合」をつかむのが大切なんじゃないかと。
自分のいいところをどんどん発揮したいもんね。自分を活かすってそういうことかな。世界に対する貢献というと大げさか。
10分陽明学はこちら(からアクセスできるのかな?)。
世界のゴキゲンが増えるといいなって考えたりしゃべったり書いたりしてます。ありがとうございます。