見出し画像

映画「007 / スカイフォール」

ダニエル・クレイグ第3弾。前2作はちょっとスピード違反が過ぎた感じだったけど、監督も変わってどんなんなってるかなと思いながら鑑賞。

前2作について書いたエントリーはこちら。

原点回帰というか原理原則と言うべきか、結局シンプルが一番というか懐古主義的と言うべきか。シンプルと古いは必ずしもイコールではないか。

俺の体感覚にはちょうどよい感じかな。激しいの好きな人はどうだろ、退屈に感じちゃうかもしれないね。

いろんなドラマで最新鋭のエリート(たいてい青二才)とアナログなロートルの対比が描かれる。刑事モノとかに多いかな。菅原文太と梅宮辰夫の「県警対組織暴力」とか絶対観ておいたほうがいい。

そんでもってたいていの場合、どんなに時代が進化してもアナログなロートルが必要でしょ? ってなオチを見せられるわけだ。旧勢力が金出して映画にしてんだから当たり前だろってか。そうなのかな。

青二才はいつロートルになるのだろう。その境い目があるとしたらどんなもんなんだろう。そうではなく、あくまで相対的な観念なのか。

俺はいつ引退するのかなとか考えちゃった。そもそも何も始めてないから引退も卒業もないんだけど。そうだね、俺には引退はなさそうね。それとも誰かに引導渡されたりするんだろうか。

そのとき「俺にはまだ仕事が残ってる」ってセリフを吐くのかな。ちょっとイメージできない。だけどせめて人生に感謝しながら一生を終えたいな。

とかね。

世界のゴキゲンが増えるといいなって考えたりしゃべったり書いたりしてます。ありがとうございます。