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傲慢が服を着て歩いている

自分のことを一番知っているのは自分自身のようでもある一方で、最もわかってないのも自分自身だったりする。

人はみな大なり小なり自分が正しいと考えながら生きている。自分が傲慢だとか想像することは少ない。

自分の顔色を確かめるために鏡を見る。鏡の代わりにスマホのセルフィ使う人も増えた。いずれにせよ自分の顔を自分の肉眼で直接見ることはできない。

世界が鏡になって自分の傲慢さを見せてくれている。気に食わない奴、聞き入れたくない言葉、認めたくない現実。

何かの拍子にそれらを自分の傲慢さとして捉えることができたとして、さてどうする。

捉えたとか言いながらすぐさま別の傲慢が助っ人の顔して現れる。

自分を守るためにあれこれ着込んじゃってる感じ。余分をすっかり脱ぎ捨てて生きていたいね。

世界のゴキゲンが増えるといいなって考えたりしゃべったり書いたりしてます。ありがとうございます。