見出し画像

涙の鶴亀賞

結び帯ぷんとふくれて戻り梅雨

 この俳句で白金賞頂きました!
最初👇のページを見たとき、最初に白金賞、とあってわたしの名前が出てきたので、え?なんのこと?ああ、佳作の末等になったのかな、嬉しい、と思ったらなんと!最優秀らしいと分かって、びっくり!
わたしでいいの?と戸惑いながらも感激して涙があふれてきました。

 
  俳句は難しいから、もう鶴亀杯は出すのやめようかな、でも、と最後の方でやっと応募した句。そのとき紫乃先生のお題が「戻り梅雨」だったので、「ああ、これが合う」と使ってみた、というお粗末さ。

   最初浴衣の結び帯はふくれて金魚みたいだな、と思ったのでそれをどう俳句にしようか、と悩みました。「戻り梅雨」を持ってくるのなら、「浴衣」「金魚」は夏の季語だから(調べました)季重なりになってしまう・・・
戻り梅雨だから、帯も出かけられないでふくれっ面かも、とこんな形になりました。正直帯を結んでいる女性のことまで考えなかったのですが、皆さんが想像力を一杯膨らませていろいろコメントして下さり、それが、本当に嬉しかった。一つの句にこんなに丁寧に向き合って下さっているんだ、と。

  こういう記事を書くのはなにか自慢しているみたいで、心苦しかったのですが、みなさんが一句一句に真剣に向かい合って、悩んで、選んで、コメントして下さったのだから、わたしも感謝の気持ちをきちんと書くべきだ、と思ったのです。

 今、父の認知症が進み、毎日これからどうしていこうか、と考えています。一応ケアマネなので自分の知識、経験、それから担当してくれている
ケアマネさん(私の年下の先輩です)とも相談し、なんとかやっています。
こういう賞をいただき、励まされた思いです。心から感謝しています。


白先生の審査員賞「白賞」もいただきました。

白先生が格調高いコメントを下さっています。

めろさんの、めろ賞(神6句)にも選んでいただきました。

めろさんが、なんと結び帯ストーリーを書いて下さっています。



めろさんから頂いた手書き表彰状です。ありがとうございます!



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

短歌で頂いた賞

HAYASHIP賞🏆


体温を思わす数字連なって天気予報はお日様だらけ

「暑かったよね~」はやしっぷさんより

勝手に茉叶賞

94.ソーダ水グラス揺らせば歌い出すかりんかりんと氷の風鈴

氷の風鈴、いいですね♪ 少し、涼しくなってきました。
歌い出すも素敵です。豊かな時間を感じました。

95.はずされたえんどう豆の青いすじ唐草模様を流しに描く

こちらも日常の一場面を詠んでいらっしゃって素敵だなと思いました。
ありがとうございました。

勝手にrira賞


軽やかに歌うソーダ水と風鈴の二重奏。
うだる夏さえ心地良い楽しさを。



こっそり、勝手にしろくま賞


えんどう豆さんはクルクルした
天然パーマなのかもしれませんね


てまり賞 あなたの短歌にちむどんどん


はずされたえんどう豆の青いすじ唐草模様を流しに描く

料理の下ごしらえでしょうか。何気ない日常の描写。いざ詠もうとすると なかなか難しいものです。日々の暮らしを丁寧に過ごされている作者の眼差しが伝わる短歌です。

以上

皆さん、本当にありがとうございます!



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?