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お父さんのお仕事

『お父さんのお仕事』 3年1組 内田 直哉

 ぼくのお父さんのお仕事は「がんしゃおじさん」です。がんしゃおじさんは、街のちつ序を守るお仕事です。街をパトロールして、悪い人がいたらその人にがんしゃということをして注意します。悪い人というのは、列を割り込みしたり、お風呂に入らずにくさいをまき散らしたり、しつこくナンパをしたり、会話にならないくらい自分の話ばっかりしたり、聞こえるくらいの声で悪口を言ったり、社交性という言葉をはきちがえてきょり感がおかしかったり、そういう人です。ぼくのお父さんが街を歩くだけで、街から悪い人がいなくなります。お父さんの仕事を一言で表すなら「よく止力」です。よく止力とは、相手に悪いことをさせないように思いとどまらせる力のことです。みんなが気持ち良く過ごせるように、ぼくのお父さんがよく止力になっています。こわがられる仕事ですが、悪い人にだけがんしゃをするので全然心配しなくて大丈夫です。
 街のパトロールでは罪人には届かないくらいの悪い人をばっしますが、お父さんの仕事はそれだけではありません。ちゃんと罪人もばっします。がんしゃおじさんは射精しょけいのしっ行人でもあります。射精しょけいはとても重い刑ばつなのでせきにんが重大です。これができるのは一部のがんしゃおじさんだけです。選び抜かれたエキスパートです。自分のお父さんがそれをやっているのはとてもすごいと思いました。
 お父さんの仕事は、見方を変えれば「人にいやなことをする仕事」です。だからお父さんはいつもちゃんとしなきゃいけません。体を清潔にして規則正しい生活を送って、お仕事以外では人にいやなことをしない。これはとても大変なことだと思います。でもがんばっています。みんなが人にいやなことをする必要がないように、お父さんがいます。
 ぼくは、そんなお父さんをほこりに思います。とてもかっこいいです。ぼくもお父さんみたいにせきにん感のあるかっこいい大人になりたいと思いました。

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