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こびとさんがテープ起こしをしてくれる時代が来た

フリーランスのための便利アイテム、通称「フリテム」を紹介するフリーランス協会のそーまです。

そーまは何者かと言うと、フリパラ編集部の編集長だったりします。
普段は雑誌の記者をしています。

いつもは協会内のメンバーのフリテムを取り上げるのですが、今週はそーまのフリテムをご紹介します。

録音したとたんにテキスト化されるライター垂涎のレコーダー爆誕

発売前からそーまが目を付けていたソースネクストの「Auto Memo」が家に届いたからです!

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※そーまが自腹購入。税抜き18000円。

大きさはこんなもん。ICレコーダーより一二回りくらい大きいです。

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ボイスレコーダーなのですが、録音しているそばから自動でテキストになります。レコーダー自体もWi-Fi接続しているので、録音がそのままクラウドにアップされます。そのタイミングで、サーバー側で音声認識でテキスト化しているのかな?と思われます。

オートメモ


「テープ起こし」と呼ばれる、録音データの文字への書き起こしの作業というのは、外注するとやはりそこそこのお値段になるので、基本的に録音データは自分で書き起こします。
でも、毎日何時間も取材しているため、すべてを文字起こしすることができず、記事を書くときにうーんうーんと言いながら録音データを聞く羽目になります。

一般企業の人なら、議事録を想像してみてもらえたらいいかもしれません。2時間ある会議が毎日あったとして、それをテキストで全部残すのは気が遠くなるかと思います。

で、長年悩んでいましたが、Auto Memoの発売を知り、即ヨドバシ・ドット・コムに予約注文を入れたのでした。

いざ実践!使い勝手は…?

さて、その精度はといいますと……?

まずは、自分で本を読んで録音した場合。

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お、いいですね。

ちなみに、テキストの「この辺の録音を聞きたいな~」と思ったら、文字の上にカーソルを合わせると、音声のほうも連動してそこから再生できるようになります。これはかなり便利です。

では、大人数での会話はどうでしょう?

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お、おう…。

がんばれ音声認識。

ぎりぎり何の議題だったかはわかるという感じですね。

録音の聴き直しには重宝

テキスト化のお値段ですが、
[ベーシックプラン]毎月1時間までの録音データをテキスト化は無料。
[プレミアムプラン]月額980円(税込み)で毎月30時間までの録音データをテキスト化。現在はキャンペーン中で、初めてのお申し込みから6ヶ月間は無料。
なお、980円(税込み)で10時間分チャージ可。

30時間あれば、重要な取材はそこそこカバーできるかなというところ。全部は無理なので、チャージは必要かも。

録音したデータは、スマホのアプリ内で一覧できます。

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こうして一覧を見ると、買ったばかりの時に試した息子との会話が混ざっているのが一目でわかります。Youtuberがポケカを開封している動画を見ていたらしいです。面白いのかなその動画。

こうしてサムネイルを見ると、誰との会話だったのかはわかるので、録音を聞き直すなら便利です。

目下、一番の悩みは、録音しているかしていないかの表示がわかりにくいこと。録音していると思ったらしていなくて、話が終わったと思ってボタンを押したら、そこからテキスト化が始まったこともあります。そーまがなぜ間違えるのか、原因究明中です(うっかりものだから説濃厚)。

でも買ってみてよかった!自分のような職種で、最新のガジェットはたいがい必要ないので、こうして人様のために身をなげうつことができるのは本望です。

音声認識技術が向上すれば、もっと精度が上がってくるはず!と期待しつつ、ICレコーダーとの併用で当分やっていくことになりそうです。ライターの仕事をしている人にとって、いつかこういうレコーダーがメインストリームになってくるのではないでしょうか。

がんばれ、フリテム




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