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子供とネット環境

我が家の惨状

何かと心配させられる16歳の長男の進路や成績のことについて、夫と改めて話をする機会がありました。

休日の朝は毎回お昼過ぎまでぐっすり寝ている長男。

朝起きるのが辛そうなばかりか、成績も低迷中。

深夜までごそごそやっている気配があったりと気になる点が色々あったからです。

「インターネットの接続時間をちゃんと設定して、四六時中接続できないようにするべきだ」

「携帯を使いたい放題にさせるべきではない」

というのが夫の意見でした。


実は前にも同じことを言われ、しばらく制限を掛けていた事がありました。

ところが携帯ばかり見ている長男の素行に変化がなし!

それで契約しているプロバイダーが接続時間設定の仕様を変更した際に、そのまま手続きをせずにいたのです(汗)


改めて夫に言われ、

「携帯って大人でも節度をもって使うのが難しいよね。

やっぱりある程度親がサポートする必要があるのかな?」

と思い、とりあえず子供と話し合うことにしました。


子供と自分の問題に境界線を引く

私が以前参加したアドラー心理学をベースにした子育て講座、smileでは、

境界線を引く

のが大切だと教えています。

子供の課題は基本子供が解決できると判断して子供に任せることを推奨しているのです。

↑ 放置とは違います。

子供から相談やお願いされた場合や

子供の行為で親が迷惑をかけられるような場合。

共通の課題として取り上げるか話をし、

子供が了解した時に限って、

始めて子供の課題に共通の課題として親が介入することができるという訳です。


子供との話し合い

子供たちに

「深夜にネットで話していて、私も何度か起こされたりしてるし、自分で気を付けるって難しいよね。

今日パパに話したら、これからはインターネットの使用時間をちゃんと決めたらと言われたよ。

とりあえず家のルールとして、夜は使用できない設定にしようと思うけどどう?」

と聞いてみると、

次男は

「制限はあってもなくても使ってないから問題なし」

との返事。

長男も

「元々夜はそんなに遅くまで使っていないし、制限も必要ない」

とのお得意の嘘!!

「じゃあ夜はいつも何時ごろまで使ってるの?」

と聞くと、

「21時半か22時ごろ」

の返事!

そんな訳ないだろと突っ込みたくなるうような早い時間を

申告してきましたよ。

嘘をつかれてイラっとしましたが、

「じゃあ余裕を持たせて22時半から接続不可の設定にしてみようか。

どっちみち使っていない時間だから関係ないと思うけど。」

と半ば強引に時間を設定!!

自分が嘘の時間申告をした手前、抗議もできず微妙な顔の長男でした。

「これでも一応子供と一緒に決めた意見ということでいいのだろうか?」

という疑問は残りますが...。

一方的に親が決めた規則でなく、一緒に話し合って決めた規則の方が守らせやすいというのは本当ですね。

驚くべきことに、あれから数か月経ちますが時間を延長しろというリクエストはありません。

但し子供の朝寝坊は相変わらずなので、やはりネット接続が諸悪の根源という訳ではないようです。


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