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はじめからそこにあったんだ。

私は昔……二十歳前後くらいからでしょうか。よく思っていました。

「自由になりたい」

と。

それだけ私の専門学校時代(中退した)と社会人に成り立ての頃は息苦しかったのでしょうね。「自由」の意味も知らずに。

その後、宝塚版「エリザベート」に出会い、なお、自由に憧れることになりました。最初に思い始めてから十年経ってなお、「自由になりたい」つまり「自由がない」と感じていたわけです。

ここで、ひとつ本当に「自由ではなかった」のか?と考えてみると、まあまあ確かに会社と人間関係に縛られていて息苦しかったのだな、とは思います。今、思えば職場を変えるなりなんなりすればよかったのです。変えなかったのも、私の(無意識とはいえ)選択だったわけです。

そして、極最近人間関係ですったもんだありすぎて「自由になりたい」と思いました。

でもね。

やっと気がついたんです。

私は最初から「自由だった」と。

私には選択の自由があるのに、それをせず、気付かず流されてきて、今やっと自覚したわけです。

私は常に受け身だった。何にたいしても。だから、言われたこと、書いてあったことが出来ないと自分をひどく責めました。

でも、よく考えたら必要なことだけ、大切なことだけをやればよかったし、責める必要もないし、常に受け身である必要もなかったんです。

それを今頃気がつくとは……。人生って深い。

これからは、自分で選んで楽しく暮らしていきたいと思います。「自由」を実感すると同じ事をしていても「させられている感」がなくていいですね!

今、やっと、心が晴れやかな気持ちです。 

(そうそう、エリザベートはミュージカルなのですが、帝劇で定期的にやっていると思います。私的には花總まりさんのエリザベートが好きです。オーストリア最後の皇后エリザベートを題材にしています)。

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