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新婚生活への道


自分に無縁だと思っていた「結婚」。数ヶ月前にその「結婚」をして生き方を考えているアラサー、フリーランスカメラマンのお話。


30歳の誕生日を迎えたときに付き合っていた人は

俗に言う「マザコン」。

この人との将来を考えても、先が楽しくなかったので

お別れ。

その後に恋愛とか面倒になって

起業もしたてという事もあって

恋愛は一切無視して過ごしてきた。

なのでパートナーはいても一時的に楽しいだけ

自分のことを自分が最優先できるという

独身貴族まっしぐらな日々。

そのおかげで、仕事にも大没頭している。


その中でやってきた「結婚」。

最初、話が出たときは意味がわからなかった。

は?って口にした。

自分の将来とか、老後とか考えていたけど

誰かと一緒に過ごすことは1ミリも考えていなかった。

当時の彼(現、旦那氏)とは

長く付き合えるパートナーでいたら嬉しいなとは思っていたが

当時から考えていたのが

一緒には住めないだろうなぁ。

ということ。

旦那氏は田舎育ち、私は都会育ち。

ワーホリや旅を重ねて

自分の結論として

車社会には住まない

海の遠い街には住まない

この2つの誓いを立てていた。

旦那氏は上記2つを満たす環境に

生まれ育ち、そこが「好き」という。

相手の「好き」を否定することも

コントロールすることも

必要ない。

ただ、私は好きになれない。

そんな事を思いつつ

彼との結婚を選んだ。


人として大好き。でも。

そんな考えはもう何万回と頭を巡った。

一緒に住むというのは

できる。

自分の最低限のテリトリーがあれば。

一人っ子の私は

ずっと人と一緒にいるのが苦手。

基本、

「お願い放っておいて」精神。

でも旦那氏は大家族の長男。

常に人がいて当たり前。

そして人がいないと寂しいタイプ。

そこの兼ね合いも考えないとだが

最大の悩みは

自分が乗り気でない地域に

自分が「住む」ということだ。

自分で決定できない場所に

住むことが納得できないのだ。

(旦那氏の仕事の都合を優先しないわけにはいかない)


じゃあ、新しいスタイルは?

そんな思いから私達はいま

別居婚をしている。

新婚でも、中距離恋愛を続行しているようなもの。

周りの人からは

早く一緒にすまないの?と言われるが

それを決めるのは

私達本人だ。


そうは言っても

旦那氏は色々考えてくれている。

住みやすい環境、場所、治安。

とても考えてくれている。

ただ

私が納得していないのだ。

自分で納得していない場所に

なんで住まないといけない?


コレを読んでいる方は

私に対して苛立ちが隠せない人も

きっと、いるとおもう。

でも

それが正直な感想。

自分の好きに囲まれて

生活したいだけ。

私にとって、どこに住むかという問題は

とっても重要。

モロッコの砂漠で生活していた時期と

タイの都心部で生活していた時期では

人格がまるで違う。


私は場所にとっても影響を受けるタイプなので

理想を追い求めていたい。

でも、そうも言ってられない笑


こんなもやもやを抱いた同世代や

結婚

仕事

について考えている時期の人にとって

何か参考になったり

勇気になれば嬉しいと思って

文章を綴っている。



一つ言えるのは

旦那氏ありがとう。

そこに尽きる。

ポートレート、講座風景、背術風景、リクエストに柔軟にお答えしてます^^お問い合わせはお気軽に^^