作品が溶け込み、誰かの「一部」になる
INTERVIEW by RYOTARO OKAZAKI,MOMOKA YAMAGUCHI
TEXT by MOMOKA YAMAGUCHI
※フリーペーパーSTAR*15号掲載記事より
武 才(タケ タエ)さんは、岡山や倉敷を中心に活動する銅版画家だ。作品中に漂う記号たちーキャンパス中をうねる線、子供の靴下や手、窓ーによって見る人の記憶は触発され、心が揺さぶられていく。
彼女にはこの世界がどのように映っているのか。制作をとおして、空気感とは何か、アートが与える社会