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フレームワークを使って上手くいく人といかない人の違い
こんにちは、成島(ナリシマ)です。
フレームワークはみんなが思っている以上に使えるものだと思います。
でも、ほとんどの人は、どこかから拾ってきたようなアイデアを寄せ集めただけの薄っぺらいものになってしまっている。
「じゃあどうすればいいの?」
っていう質問に答えるとしたら、「ストーリーと合わせる」というのが一つの答え。
フレームワークといえば、有名なものだと3Cや4Pと言われるアレです。他にも有名なモノからマイナーなモノまで多数あります。
※例
3Cとは、Customer(市場・顧客)-Competitor(競合)-Company(自社)の3つのCの頭文字を取ったもの。
そして、ちゃんとしたコンサルタントなら、状況にあわせて呼吸するように瞬時に使えるでしょう。
このようなフレームワークは、昔はマッキンゼーやBCGなどトップコンサルティングファームの専売特許でした。
ですが、書籍化が進み知識層には一般教養として定着。そして、インターネットが発達することで、多くの人がこのようなフレームワークの存在を知ることになりました。
でも、普通の人は「3C」という言葉の意味をググって知ったところで、きちんと実務で使えないことが多いのです。
じゃあ、どうすればいいのってことですが、それが記事の冒頭で書いた「ストーリー」です。
たとえば、3Cであれば、カスタマー、コンペティター、カンパニーとありますが、一つ一つの要素を分析するだけでは表面的すぎます。
大事なのは、この3つがどのようなストーリーの上に成り立っており、絡み合っているのか、その構造を分析することです。その構造を分析することで、分析結果から適切な打手(解決策:ソシューリョン)を導き出すことができるのです。
フレームワークを活用すると、一見、ビジネスソリューションを考えるための穴埋め問題をやる感覚になり、楽ちんです。
でも、それだけじゃダメ。実際には、穴埋め問題ではなく、自由記述問題を解かないといけないのです。
フレームワークだけ覚えてるけど、実務で使えない人って、世界史の選択問題は答えられるけど、歴史の流れを理解した上で長文回答していく記述式の問題には答えられないって人に似ていますね。
そして、もっと大事なことがあります。
ビジネスを企画する際、1つだけフレームワークを使うということはほとんどなく、複数のフレームワークを柔軟に組み合わせて使うことが多いです。
そこで大事なのが一貫性。
たとえば、3Cと4Pが一貫性を持って連動していなければ、そのビジネス戦略は全く機能しません。
ですから、僕もいろんな企画を添削するときには、一貫性チェックというのはとても重要視しています。
ということで、フレームワークはとても有用なものです。ビジネスの勝率とスピードを同時に高めてくれる素晴らしいものです。
だからこそ、この記事を読んでいるあなたには使えるようになってほしい。
そのためには、「ストーリー」、そして「一貫性」が大切だというお話でした。
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