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【自己紹介その5】成島拓(ナリシマタク)【メガバンク編】

こんばんは、成島(ナリシマ)です。

今日は自己紹介その4【大学生活編】の続き。自己紹介その5【メガバンク編】です。

【大学生活編】をまだ読んでいない場合は、先に下記からどうぞ。

メガバンクの法人営業と言えば、「半沢直樹」をイメージしてもらえれば、だいたいあっていると思います。「倍返しできない半沢直樹」です(笑)

半沢直樹

希望通り超都心の支店に配属され、非常に恵まれた環境でした。計画通り、大学時代は苦手だったアカウンティングとファイナンスも習得することができました。

今では有名なメガベンチャーに対して、日本で最初に融資したり、他にもそこそこ有名な企業を入行2年目ながら担当したりと、この部署ならではの経験をすることができたと思います。(銀行時代は大した活躍をしていませんが、このメガベンチャーへの融資だけは、今でも銀行の大きな収益に繋がっているはずなので、大きく貢献できたのではないかと)

しかし、高校時代のような勉強生活、営業に付随する膨大な事務手続き、暗黒の人間関係ストレスは耐え切れないものがありました。

ベンチャー企業界隈にいた頃は自分が一番几帳面でしっかり者だったのに、メガバンクの中では自分が一番ズボラで雑になるというポジションも居心地が悪かったことを今でも覚えています。

そうした辛い中でしたが、私は入行当初の計画通り、キャリアのA/Bテスト(2択でどちらが良いかをテストすること)をやっていきました。

Aプラン:海外MBA留学をして外資系コンサルティングファームに転職する
Bプラン:中小零細企業のマーケティングコンサルタントになる

まず、Aプランを確かめるために同じように海外MBA留学を狙っている野村證券の先輩と情報交換したり、留学エージェントに相談したりしていました。シンガポールまで直接行って、現地支社で働く方にヒアリングしたり、有名MBAのキャンパスを見学したりしました。

その結果、Aプランは「大学生時代の憧れ要素が強く、本当に自分が好きで向いているキャリアではない」という結論になりました。

一方のBプランを確かめるために、たくさんの起業家、経営者、コンサルタントと会っていきました。Aプランと比べれば、胡散臭いような人、ビジネスもたくさん見てきたと思います。

そんな中からいくつかのスモールビジネスに実際に取り組んでみました。

その中で一番成果が上がったが、いわゆるネットワークビジネス(MLM)でした。一時期は、これに注力するのもありかなと思ったこともありましたが、その危険性を感じる出来事が起きて、考えを改めました。

それはネットワークビジネスを紹介してくれた上位系列の成功者の方が、ある日活動停止になって収入源が途絶えてしまったのです。「会社員だけでなく複数の収入を繋がることが安定に繋がる」と言ってメンバーを増やしているのに、ネットワークビジネスで成功した途端、仕事をそれ1本にすることにリスクを目の当たりにしたのです。ですから、私は常に複数の事業を持つようにしています。それが『ハイブリッド起業戦略』が生まれた背景でもあります。

また、ネットワークビジネスにインターネットビジネスで有名な与沢翼さんが参入するということがニュースになり、そこで始めて与沢さんのことを知りました。

今思えば、大学生の頃からインフォトップも知っていたし、色んなメルマガを読んでいるような学生だったのに、与沢さんも知らなかったし、インターネットビジネスをやろうと少しも思わなかったのも不思議です。それだけネットワークビジネスは視野を狭くさせるということなのかもしれません。

そうした活動の中で自分の心に素直になった結果、本当に望んだ人生を送ることができるのはBプランだという確信を持ちました。そして、Bプランに繋がるマーケターのポジションを狙って転職活動をしたのです。

転職活動をしたときは、新卒就活のときとは違って、

●好きかどうか
●理想のライフスタイルに繋がるか
●名声より実益

ということを重視しました。

その結果、転職が決まったのが出版社のマーケターのポジションだったのです。

自己紹介その6【出版社編】に続く



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