面倒くさいヤツと思われても、業務委託なのか雇用扱いなのかの線引をちゃんとしよう
フリーランスとして、企業と長期に接するとき、気をつけなくてはならないことがあります。
こちらは、企業側のフリーランス担当者に向けた記事ですが、示唆に富む内容になっています。
たとえば、フリーランスに関わることですと、以下を強要されたりなどしたら注意です。
・業務上必要なものの購入をフリーランス持ちにさせられた
・作業量に関係なく一定時間で毎月の報酬額が固定されている
・必要性はないものの作業を取引企業で行う
たとえば、上記は相手企業の社員さんであればごく普通のことです。しかし、フリーランスがたとえば定期案件であっても、上記のように社員のような所作を求められれば、それは「正社員っぽいことをやらせたいが雇用してしまうと面倒、だから業務委託にする」といういわゆる「偽装請負」とみなされてしまい、トラブルに巻き込まれてしまう可能性があります。
そういうことに決して加担しないようにしたいものです。フリーランスへの拘束はNGですので、担当者を法律違反者にしかねません。
このようなことはトラブルになる前に、契約の時点で事前に話し合っておきましょう。
もちろん、経験が少ないフリーランスでも、契約書にはたいてい「不備があれば都度協議する」といった文言がたいてい盛り込まれているはず。
ですから、少しでも疑問に思ったら、後回しにせず、面倒くさいやつと思われたくないと思わず、すぐに担当者に相談しましょう。まずは、小さいうちから、少しづつまわりに話し合いをすることが、トラブルを防ぐコツです。
ウメの花言葉は「忠実」。
お客さまに忠実であれ、とはいっても、ひくべき一線を曖昧にしてはお互い良い関係を長期的に築くことはできないでしょう。長くフリーランスを続けていきたいのであれば、こうした一線は決して曖昧にしてはいけません。
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