見出し画像

わんこにも絶対。セカンド・オピニオンは大切です。(前半)

おはようございます、わたしは独身楽しみ隊(41)です。
昨日は日本大学動物病院に、わたし独身の愛の全てを注ぐわん、その名は楽(ラク)ちゃん(5)🐩を連れて行ってきました。これで4度目の通院です。

通常は自宅に近い個人の動物病院をかかりつけにしていますが、原因不明の腹痛に悩まされ、高度な二次医療を受けることができる大学病院へ紹介され受診を継続しています。

この体験を通して、人間だけではなく動物ももちろん、セカンド・オピニオンを取ることはとても重要だと感じたので、わんこやにゃんこやその他いろいろなかわいい子達の体調不良に悩むパパママとシェアできればと、ここに記録します。

My 宝物、楽ちゃん(5)繁殖犬卒業マルチーズ

2021年12月、突如下痢とおなか痛いポーズが始まる

2021年の12月のとある普通の日。毎日朝晩のお散歩で、元気の目印である良いウンを出していた楽ちゃんが、夕方のお散歩で急に下痢しました。
元気もなくなり、目に見えて遊ばなくなり、ぐったりと寝て、起きてはお尻を持ち上げてぐーんと腰を伸ばす「痛いポーズ」を頻繁に繰り返すように。 
食欲はとてもあるし全部食べるのと、下痢は一時的なものだったので、もしかすると外的な怪我などではないかと疑い、かかりつけ病院へ見てもらいに行きました。

結果「もしかしたら、ヘルニア」の診断でした。
関節のサプリをもらって安静にすることに。

痛いポーズは止まず、痛みが増している様子が続く

こんなかわいい子が痛くてよいわけない!

相変わらず元気がなく、うつ伏せで痛みに耐える様子がつづいていました。
ごきげんな時の得意のお腹見せポーズや、無防備な仰向け昼寝も見なくなり、夜もしばらく寝ては起きて歩き回る、を繰り返し寝られていない様子。悪化しているとしか思えない症状でした。
食欲だけはあるのが不思議。どんなに痛そうにしていても、ご飯を見ると喜び、がっついて食べていました(元繁殖犬の性か。うちに来たときからずっとそうです。)

この時点で、かかりつけの先生が内科的な問題かもしれないと切り替えて、血液検査、腹部のエコー、レントゲン検査をやってみることに。

血液検査問題見つからず、レントゲンでも腹部の異物などは見つからず、ご飯がしっかり食べられているのも普通、という診断があり安心するも束の間、エコーで腸の一部が腫れていることがわかりました。
そしてその腫れが何か、それはそのかかりつけの先生ではわからないということで、二次医療施設となる病院を紹介してもらうことになりました。

二次医療施設とは、高度な疾病を治療する専門医や設備の用意がある病院だそうです。
街の動物病院(一次)からの紹介などが必要な場合もあります。(直接予約が取れるところもあります)

CT検査を決意する

紹介してもらったのは、神奈川県戸塚にある保田動物病院でした。この病院には、MRIやCT など高度な検査機器があり、24時間急患対応の病院です。

https://yasuda-vet.jp/

一般診療は予約なし(診療開始時間に受付へ直接行き、待つスタイル)で可能、一度診療したことがある子は24時間の急患受付もしてくれます。

楽ちゃんの前に、長男犬がいたのですが、高齢になると夜具合が悪くなることが多かったので、そういう時に焦らないよう、24時間体制の病院を一つ探しておくと気持ちが安心ですね。神奈川県の方なら、この保田病院おすすめです。

犬のCT検査は、じっと我慢できる人間とは違い全身麻酔で行います。そして、体の小さな動物の全身麻酔はリスクも高いと言われていました。

検査で全身麻酔をして、そのまま目が覚めない子もいるといいますよね。

ただ、楽ちゃんの場合、エコーでも明らかな腸の腫れや、異物がないにも関わらず原因不明の下痢や腹痛が続くことを鑑み、やはりCTで精密検査をするのがベストという判断になりました。

楽ちゃんは保護前に去勢と臍ヘルニアを全身麻酔で手術していた経験もあるのと、年齢も若く、血液検査の結果も心配がないことから、CT検査を行うことを決意しました。

CT当日は、大雪だった

2022年1月7日、神奈川県には記録的な大雪が振りました。

通常、楽ちゃんはリュックにもなるキャリーケースでわたし独身と共に自転車で移動するのが常なのですが、この日は自転車は無理と判断、GOアプリでタクシーを探すも延々と捕まらず、結局バスで向かうことになりました。

そう!わたし独身、33歳で免許更新を半年間忘れ免許を失効しています!どあほう!

幸い、道路は雪解け早く、一般の診察時間が始まる前に到着できました。

戸塚の保田病院、5階建ての本館と第二に分かれ大きい病院です。

受付で待つことしばし、6部屋あるうちの一つの診察室に呼ばれて入ると、若く優しい先生が、これまでの腹痛の始まりから現在までの楽ちゃんの話を辛抱強く聞いてくれました。

そして、CT検査にプラスし、腫瘍の可能性があることから穿刺吸引細胞診も行うことに。針を刺して患部の細胞を取り、生検する検査です。

預ける前に、同意書にサインをします。これは人間の手術のときも一緒ですね。
しっかり説明を聞いて、「起こり得るリスクにも同意します」という同意書です、あゝ怖い!

同意書にサインするときが一番泣きそうでした。無事に帰ってきて・・・!

先生に抱かれる楽を背に、わたし独身は診察室を後にしました。

(後半へ続く)







この記事が参加している募集

ペットとの暮らし

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?