自分を理解・受容してホっとできる内観をする陰陽五行的ポイント(前編)
内観のことはアメブロ時代によく書いてたのですが、自分が何度も経験を重ねて「これや!」と結論付けていたことが、実は五行説で同じことを言ってた……東洋思想のまんまだったのです!
自信が持てましたわ~ということで、陰陽五行説(厳密に言えば、五行だけ)を用いながら内観のポイントをお伝えします。
内観していてやりがちなアレ
内観していて、私も周囲の方も陥りがちなのが【自分責め】
自分のことを深堀して、こう感じたかな、こう思ったかなと整理していくうちに出てくる「私がダメなんだ」「私がこう行動しなかったから、良くなかったんだ…」という言葉たち。
無意識的に自分を責め、価値判断をし、逆にず~んと落ち込む…ってこと、あるんですよね。
内観は身体のコンディションが良い時間帯を選んでじっくりやると、心にも良いです。←サラっと書いたけど、超超超大事。
その状態を確保した上で、自分責めをせず「あ~私、こんな風に感じていたんだな♪」ってホっとして、自己受容感を味わえる内観のコツってあるんですよ。
良い内観は、自分に対する愛が生まれる
ここで、陰陽五行説が登場するわけですが。
内観=内を観る、つまり自分を深く深く理解すること。五行で言えば、自己理解は「水」に当たります。
こっからちょっと専門的になりますが、陰陽五行説って生剋関係がハッキリ出ているのが特徴なんですね。
木を生むのは水、水を生むのは金、金を生むのは土、という感じで、星マークが時計回りに循環するのが「生ずる」流れ。
一方で、木が剋するのは土、土が剋するのは水、水が剋するのは火。生ずる流れの内側にある矢印が「剋する」流れ。
簡単に言っちゃえば、水は火を消すし、土は水を堰き止めることができる。そういった自然の摂理が、五行説の土台にあります。
で、内観の話に戻ると、自己理解を意味する「水」が十分に潤うと「木」が生まれる。
これは、適切な自己理解(=水)が為されれば、自分を大切に出来る・自分をゆるすことができる(=木)ということ。
つまり、良い内観が出来ているサインというのは、自分を愛おしく思えたり、ゆるせたり、自分を大切にしようって”自然と”湧き上がってくる状態。これが全てなんですね。
「例外的に、水が木を生じない場合があります!」ってことはないです(笑)
陰陽五行は自然の摂理に沿ってるので、これは絶対的。揺るぎない。
逆に言えば、自分を大切にしようという心の状態が湧き上がってこない状態であれば、自分にとって適切な内観が出来ていないよー!ってこと。
適切な内観が出来ていない時のサイン
じゃあ、適切な内観が出来ていない時、どんなことが起こるのか?
陰陽五行的に見れば、そのサインは2種類。
「自分がこうしたい」という意志が分からない状態になる
何のために内観してるのか、目的が分からない状態になる
1つ目は、「水」が過剰で「火」を剋している状態。
「水」が過剰の状態を具体的に言えば、知識入れすぎ。頭でっかち。損得勘定で考えすぎ。←コテンパンに言うたけど…笑
要は、考えすぎなんですね。度が越してる。シンプルに考えれば良いところを、入れすぎた知識や他人の言葉でごっちゃごちゃになってる感じかな。
こうやって書いてる私も、思考過多気味なのでよくあるー。
そうなっていると、「火」が象徴とする、自分はこうしたい!こうだ!という明確な意志が消されちゃうんです。水が火を消す、自然の摂理そのまんま!(東洋思想ってホントすごいな~)
2つ目は、「水」を生じる「金」が不足している状態。
「金」は、自分や他人に対して約束を守ること・目的を持つこと・未来を描いてそこにコミットする心の在り様を表すのですが。
それが不足していると、どう頑張っても「水」は生じない。なので、内観しても全然深まらないんですよね。何の為にやってるのか、自分が一番分かっていないから。
長くなったので、じゃあ具体的にどうするねん?という話は次の記事で!
▽続き(後編)はこちら
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