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自分を理解・受容してホっとできる内観をする陰陽五行的ポイント(後編)

こちらの記事の続きです。

前回までで、

  • 内観する時は、自分責めや内観の時間帯を気を付けて!

  • 良い内観をすると「自分への愛、ゆるし」が自然に生まれるよ

  • 自分の意志や目的を見失ってる時は、内観が上手くいってないサインだよ

と触れてきたのですが。
もう後は、ここまで触れてきた点を気を付ければいいだけやーん!
・・・って終わるのは雑すぎるので、まとめます。

良い内観に必要な準備

前回の記事でも触れてますが、
自己理解(=水)を生むのは、コミットする心(=金)です。

なので、何のために内観するのか?
その目的を、軽くでいいので決めておく
こと。

「自分の本当の気持ちに気付きたい」とか、「自分がどうしたいかの意志を明確にしたい」ぐらいでいい。それを頭の片隅に入れておく。

目的=ゴール地点が定まるので、思考がごっちゃになりがちな人・考えすぎて迷子になる人は、特に意識して決めた方が良いなと思いますね。

内観を深めていくのに慣れたら、そこまで意識しなくても自動操縦で行けます^^。

良い内観に必要な三種の神器

ここからは、私の経験則から得た知恵と陰陽五行を掛け合わせて「三種の神器」と勝手に名付けました(笑)
ポイントはもっと細かく見れば色々あるんだけど、ここでは手短に最重要ポイントを。

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  1. どっかの理論や、他人の使う単語を混ぜない

  2. 感情と事実を分ける

  3. 損得勘定に注意

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まず、1つ目。
これ、本当に大事なんですよ。何度も言いたいぐらい、大事です。

今って、ブログやSNS、YouTube、心理系や自己啓発系の本で、様々な手法の「自己理解」が語られていて、情報過多なんですよね。

なので、その辺りをよく知っている人ほど「訳わかんねぇ~!」って頭こんがらがる人が多い印象です。

あの人はこう言ってた、この人はこの現象を〇〇って言ってた、みたいに脳内で知識の大渋滞を起こしちゃうのですよ…。


これは、陰陽五行で見れば「土」が「水」を剋している状態。

「土」は自分や他人を信じることを意味するんだけど、この場合、誰かの言葉や理論を”盲信”してるってこと。
それが「水」=健全な自己理解 を妨げているんですね。

私も常々心に留めているんだけど、他人の言う理論は他人基準のモノですよ。
自然の摂理じゃない限り、万人共通で当てはまるものじゃない。

私がこうして伝えてることも、陰陽五行に基づいた思想以外は、100%主観ですから!
合わなくても当然のこと^^(笑)

なので、内を観る時ぐらいは、他人の理論や云々かんぬんは脇に置いてください。
いや、どっか別の場所にしまい込むぐらいの勢いでw

2つ目。
これもね、女性は苦手な人が多いところかなぁ。私も苦労しました。

何が事実で、何が感情か、それを丁寧に分けていくこと。

最初から綺麗に分けなくていいので、どば~っと思うがままに想いや考えを出し尽くした後に(←これ大事)後から仕分けすればいい。

起きたことと、それに対して感じたことは、全くの別物なんですね。
至極当たり前のことだけど、私は18歳まで考えたことすらなかった領域の話です(笑)

この点を冷静に見ることで「自分は、こういう状態に対して、こんな風に反応するんだ!」って発見できる。
好き嫌いが分かる。どうしたいのかが分かる。隠された思いが、見えてくる。それこそが、内観の醍醐味ですもの。

3つ目。
内観に慣れたり、誰かの手法を使ったりする時に陥ります。
しかも、かなり無意識に。なので、要注意ポイントでもあるんだけど…

内観しているはずなのに(=ただ内を観る、だけなのに)
「こういう気持ちがあったほうが良い」
「こういう考えをしたほうが良い」
という方向に、無意識的に持って行こうとすること。

もっと言っちゃえば、無理矢理答えを出したり、解決策を見出そうとするのもある種の損得勘定だなと思う。

これね、悪いことでは全くないんだけど、何が厄介か?と言えば、
自分の本当の本当に感じている気持ちを、見失ってしまうんですよ。

自分じゃない何かに遠慮したり、忖度したりすることによって、自然発生的な気持ちではないものを、自分の気持ちだと誤認する。

だから、要注意なの。
気付いたら大丈夫です、気付かないことが一番怖い。

…分かりやすい例で言えば、親との関係の話。

本当は「くっそムカつく!こんな親なんて大嫌い!」って強烈に怒ったり悲しんだりしているのが本来の気持ちなのに、

「親も大変だっただろうな、辛かったよね」と親に寄り添った方がいいという価値観によって、自分の辛さを脇へ追いやってしまったり。
(→寄り添わないでええんよ、ノープロブレム!)
「親にも親の考えがあっただろうし、ここまで生きてこれたのは感謝しなきゃ」と、”親には感謝せねば教”の呪縛によって、本来あっていいはずの怒りを押し殺したり。
(→感謝は自然と湧くもの。しなきゃと思う時点で、しなくていい)

こういうの、自分一人だと気付かない上に超ナチュラルにやってのけるのです。
怖いよね、私も息するようにやってたので(!)ものすごく分かる。

だから、なかなか難しいポイントではあるけど、頭の片隅に置いておくだけでも違うなぁと思います。


ということで、長くなりましたが、後編終わり!

最近コメントを頂くようになりまして、とっても嬉しいな。
ありがとうございます♪

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