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願望実現や引き寄せじゃ満たせない”何か”

自分の願いを実現するとか、欲しい現実を引き寄せるとか、そういう類のメソッドって巷に溢れかえっているじゃないですか。

私も好きなので、色々見てきたんですけども^^。

で、それに対して2021年辺りから何とな~く感じていたことがあって、でも上手くまとまらず。
輪郭がボヤけていたものがようやく言葉になったので、書いてみようかなと思うんだけど…


こういう願望実現メソッドで、私はめっちゃ幸せになりました!
こういう引き寄せで、私はこれだけの現実を手に入れました!
こういうやり方で、私はこんなに上手くいくようになりました!

…って言う他人様の人生の一部分を垣間見て、


で?


って思うようになったんですよね。

突っかかってる訳じゃなくて、反論したい訳でもなくて、
(だって、私にもまだ叶えたいことは色々あるからね)

ものすんごく自然に内から湧き出てくる

それで、どうすんの?

というピュアな疑問なんですよ。


だってさ、何かを手にするのって割と簡単じゃないですか。
ある程度の道筋が分かることの方が多いし、その為のノウハウだってあるし、ド根性でどうにかなることもあるし。


で、私が感じた「それで、どうすんの?」って言葉の意味は

自分が欲しいと思っていた幸せを手にした

”その先の”

自分という存在が何たるものか、とか
自分がわざわざこの時代を選んで生まれてきたことの意味、とか
自分の内側に滾っている何か、とか

もっともっと深遠な部分に触れたい

という欲求だったんですね。

それって、何かを欲するゲームに夢中になっている時には見つからないものだなぁって思うし、それで当然だと思う。
だって獲得ゲームは”獲得”として楽しいものだし、私も欲しいもんは欲しいしね。


ただ、その漠然とした”もっともっと深遠な部分”は獲得ゲームと違って

明確な方程式、万人共通のノウハウ、必ず結果が出るハウツーってのは存在しない。
(そもそも結果って何?もう出てるやん?という世界だから)

だから、ますますぼやける。
手にしたくても、掴めない。
手にしようとすること自体が、そもそも違う。

そのもどかしさたるや。



私ね、このnoteでもジャニーズが好きって公言してますけど、なぜ好きかと言えば

「夢を常に叶え続けている彼らは、いったい人生に何を求めているのか」っていう普遍的なテーマを見せてくれるからなんですよ。

彼らは学生時代から「マイクが持てた」「オリジナル曲をもらえた」「グループが組めた」から始まり、

「デビューできた」「ドームでライブできた」「冠番組持てた」みたいに夢を叶えて階段を駆け上がって行くんだけど、

そうやって叶え続けている彼らは、いったい何を求めているのかな?ってずっと気になってて色々なグループを見てるのですが。

私が実際にライブや舞台をもう6年以上は観続けていて、1つ明確に見つけたのは

自分だから表現したいことがある

という人が、表舞台に残り続けているんじゃないか、ってこと。

それを発する形が人それぞれ違うだけ。ダンスか、歌か、演技か、別にジャニーズじゃなくたっていいしね。


で、その表現欲はもちろん芸能の世界にいる人だけのものじゃなく、
一般社会に生きる私たちにも同じ。


自分が人生の中で何を表現したいのか
自分だからこそ何を伝え、形にし、何かを残したいと思うのか。

それこそが、”深遠な部分”に通ずる。間違いなく。


何度も言うけど、それは、他人が作ったノウハウを頼りにしていても引き出すことはできない。

引き出す状態を整えたり、核心に迫って行くサポートをしたり、ということは外側から出来るんだけど、
それが自分の腑に落ちるのは人によってかかる時間もタイミングも全く違う。

だから、

自分が欲しているもの
自分が願っている状態

その奥に、自分は何を求めているのか。

それがもう既に叶った状態で、
自分はどういう在り様で生きているのか。


そういった”生”にフォーカスしていく次元に入ったんじゃないかな。

うん。きっとそうだと思う。

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