何が本物で、何が偽物なのかを見分ける方法
この人は本物だ、とか
この情報は偽物だ、とか
「本物」「偽物」の比較ってよくありますよね。
私も、自分の正義感が行き過ぎてしまう時は「そんなことやってる人は偽物や!」って思わず糾弾したくなる時があるんですが……(超反省&自戒)
そうやって言いたくなる時ほど、心掛けていることがあります。
誰かや何かを見て本物だ、偽物だと言う時
(もしくは、そう言っている人を見かけている時)
自分は「何を見て」判断しているか?
自分の内側にある判断基準を知ればいいのです。
例えば、あなたの目の前に、赤くて丸くてほんのり甘い匂いのする物を置かれたとします。
これを見て、何と答えますか?
恐らく生まれたての赤子以外は迷わず「りんご!」と即答ですよね(笑)
だけど、りんごを人生で一度も見たことなく、名前も知らず、食べたことのない人がコレを見たら、どう思うか?
「赤くて丸いやつが…目の前にあるな…」しか思わないはず。
そう、私たちは
っていう過去の知識、経験から育んだ自分の認識の世界の中で生きているのです。ずっと。
だから、私たちが「りんご」と認識しているものを「いちご」と小さい頃に教わって育ってきている人が見れば、「それはいちごや!みんな嘘ばっか言って!」となるわけですね。
誰かや何かを見て「本物だ」「偽物だ」と判断している時も全く同じことが起こっていて、
”こういうことを言ってる人は本物だ”
”ああいうことを流す人は偽物だ”
と感じた時、もしくは誰かが言っている時、それは自分自身の中の基準に触れた時に、白か黒かに分けているだけ。
つまり、本物か偽物かどうかは
どこまで行っても、その人の認識次第
というわけですよ。
ここ超ポイント。黄色の特大マーカー引きたいぐらい!!!!!
私がいくら「この人は本物です!凄いです!」って言っても、あなたが見れば「いやいや、ちゃうやろ」ってなっても当たり前。
自分と他人の判断基準、認識は全く違いますので…。
なので、誰かの言う「本物だ」「偽物だ」ほど当てになりません。
いっくら自分が信頼している誰かが言おうが、認識の世界だけは全く違います。誰一人として一緒の世界はない。
自分にとっての本物か偽物かを見分けて、取捨選択する方法とは
自分の判断基準を知ること
ただそれだけです。
そして、その判断基準には「感覚」「感情」がめちゃくちゃ役に立つからこそ、日々五感を磨くことが大事。
何を食べたいか、どんな香りが好きか、どんなものの触り心地が良いか、どんな温度が過ごしやすいか、そんな日常レベルでいいんです。
玉石混交の情報の海の中を生きる私たちですから、心に留めておきたいポイント。忘れないでね。
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