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東洋哲学で紐解く「やりたいことが分からない」の原因と対処法②

こちらの続きで、今日は原因を踏まえた対処法について。

「やりたいことが分からん」という悩みに対しては、東洋哲学的に見て【3つの対処法】があります。

①やる”べき”ことを1つずつ減らす


常にTODOリストに追われ、
「こうせねば」「こうすべき」ばかりを考えていると
自分のことが分からなくなる…というのは

五行で言えば「金が木を剋す」の状態ですが
簡単に想像しやすいですよね。


個人的にあるあるだなと思うのは、

自分は「やりたい!」と思っていると信じて疑わないけど
本心では「こうやる”べき”」と義務的に思っているパターン。

本当に内から湧き上がる”やりたい”って
「こうしたほうがいい」「こうしなきゃ」って言葉は
ポロッと出てこないはずなんですよ。

なので、まずは

やる”べき”と思ってることを、1つでも多く辞める。
ほんの小さなこと・すぐ出来そうなことから、がポイント。

無駄なエネルギー消耗を押さえて、元気になった上で
何が負担になっているのかを、よく観察してみること。

(元気になってからが超大事、不安定な時に内観はせずに休むだけでいい)


②自己理解を深める


何をどうしてる時、自分は嬉しいのか?
どんな時に心踊るのか?

子どもに目をかけてあげるかのように
自分をよく見つめる目線があることで、ようやく
エネルギーロスする対象を見つけられます。
(人によって時間はかかるけどね)

で、

この”自己理解”ってのは
何かのセミナーに出れば分かる理論的なものじゃないし
誰かが「あなたはこうだよ」って教えてくれるわけでもない。

今この瞬間、
本当にこのブログ読みたいの?

ってぐらいまで、日常の些細なレベルから始めること(笑)


そんな小さなところにエネルギーを注ぐと
本当にね、自分が満ちてくるのが分かります。

ご飯をよく噛んで食べてたら美味しいな~
掃除して部屋がスッキリして気持ち良いな~

みたいな、小さなところから満足が増えてきて
「あ、これやってみたいな!」と閃きが出てきたら、もうこっちのもん。


五感の精度が高まってくることが、自己理解が深まっているサインです。


③エネルギーロス経験を増やす


そうやって内からエネルギーが湧いてくると
気力や体力、時間の空白が作りやすくなってくるので

心地よい状態を自分の内側に創り出した上で
”エネルギーロスの経験”を増やすこと。

そうすれば、エネルギー循環がスムーズだし
無駄に疲弊したり何なりすることはかなり減るはず。


ここでよくあるのが、

「好きなことにお金を使っているはずなんだけど、なんかモヤモヤして…スッキリしなくて…」という悩み。

理由は人それぞれだからあくまで一例だけど、

好きなことにお金を使えば、上手く行くんでしょ??

って、損得計算してやってる可能性が高い。
頭で色々と考えてるだけで、本心とはズレてるんじゃないかな。

違和感を無視して、外側や誰かの何かに合わせて「そうした方が良い」って思い込んでるのだと思うから

この場合も①から戻って、自分のエネルギー状態を研ぎ澄ませることが先決。

本当に好きなことにお金を使うのって、喜びだからね。
(財は必ず、喜びに裏打ちされています)



ということで、①②③は順に全て繋がってますが最後に、個人的な体験談を1つ。


「やりたいこと探し」「自分探し」って
心理、スピリチュアル、引き寄せ、自己実現界隈だと
内面ばっかり語られがちなんだけど

私の体験から言えば、女性は完全に

体力不足、栄養不足

だと思う。

だから、そういう類のセミナーに投資する前に
身体が元気になる方が絶対に先なんだよ。

疲れやすい、甘い物は欠かせない、カフェインは毎日摂る人は、
もう絶対に食事改善が先。そっちに投資したほうがいい。

私は風水師だけど、この視点はほんまに大事にしてます。
何でもかんでも、スピリチュアルで見ないことねー。

しっかり気力体力が湧けば
自分の心に火は灯るのだよ🕯

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