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不安や期待で心が乱れる情報を、自分から取りに行かなくていい(2)

この記事の続きです

私たちはグリム童話的な世界観のフィルターを通じて「被害者・脅迫者・救済者」を必要とする物の見方を無意識的にすることがある、という話でした。

で、「自分の人生の喜びを見失っている」と結論付けたことに、どう繋がるのか?


これをやっていると心底楽しくて満たされる
この場に居ると、この人と一緒にいると、すごく幸せ
これが生きがいだなぁと日々感じる

そう思えるものが、自分のすぐ側に日常的にあったとして。

そんな状態の時にわざわざ、自分の心が不安でかき乱される情報に触れるか?って話で。

触 れ な い !
喜びに満ちることで時間手一杯だし。


自分にとって楽しいこと、情熱に燃えること、生きがいだと思うことには全身全霊を注ぎたくなるもの。
そういうことは誰に何を言われなくても、モチベーションがなんだとか言わなくても、勝手に身体が動いちゃう。誰にとっても。

と思うと、わざわざそういう情報で自分の心をかき乱すことを選ぶ(時間がある)のは、喜びが不足してるのでは?って思ったんですね。

もっと言えば、

自分の喜びが失われたのは誰かのせいだ!って責める気持ち、怒っている気持ちが、心の奥底にあるのかもしれない。


・・・これね、高確率で「ある」と思ったほうが良いです。


自覚のある人はその気持ちを亡きものにせず全力で寄り添ってあげるといいし、責める自分を悪者扱いして責めなくていい。そういう時間も必要だから。(ちゃんと責めたら、終わる。大丈夫!!)

自覚がない人はそれが悪いことでもない。
今は見たくない抵抗感が強いだけかもしれないし、今はタイミングじゃないのかもしれない。

高確率で「ある」と断言したのは、冒頭で伝えた「被害者・脅迫者・救済者」の3者を必要とする物の見方を無意識にやっている事が多いから。
自分の思考の動きに意識的にならないと気付けないのですよ、本当に…。


でも、その中にこそ、本来の喜びを感じることを妨げている痛みや苦しみが眠っている。
その痛みや苦しみは決してネガティブなものではなく、自分が本当は感じていた大切な気持ちが存在してる。

なのでね、自分の内側をよ~くよ~~くよ~~~く見つめて、何が出てきても裁かず、見届けてあげた方がいい。

それに気付けると、自分で自分を苦しめていた物語から自分自身を解放してあげられる。それって、すごい意識の転換なのですよ!

だから、1つでも見つけたのなら、自分をたくさん「すごいすごい♡」って褒めてあげたらいいね。
だってそれは、エネルギーの奪い合いをする古い物語のパターンから抜け出せた証だから。



私が2022年に出会えた素敵な方々は、こんな風に感じて動いているなぁと思った。

世界がどうなっても、どっかの誰かがどう動こうとも、天変地異が起きようとも、

それが起きた時は受け入れるし、やることはやるし、自分は自分の人生を生きるだけ。

それが一番大事なこと。

だから、わざわざ不安の波に溺れようとせずに、自分の目の前にある幸せや豊かさに目を向けて味わおう。

その上で、自分が社会に対して「こうしたい」と思う喜びをただひたむきに発し続けよう。



今起こっている情勢や社会世界の動向に一切触れないし興味関心も一切ない、みたいな0か100かの世界の話では決してない。

無視するとか、逆に何か一つの見方に偏るだけとか、そういうことでもない。陰陽両方を引き受けるバランス感、中庸感。

この感覚を目の当たりにしたからこそ、私も良い影響を受けたのだと思いますね、きっと。関わる人ってつくづく大事です。


私はこの在り方を大事にし続けようと思うし、そういう人が自分の周りに増えたらいいなぁ。

なんと言っても、自分がどっしりと構えていられる感覚って心地いいし、陰も陽も両方引き受ける在り方ほど無敵なことは無いと思うから。

そして、その心地よい波動こそが、集合無意識にも良い影響を与えると思うし
今後大きな時代の変化を迎えるにあたって伴う痛みを最小限にしてくれると思います。本当に。

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