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心理的ハードルの高さを解消する仕組みの創造

今日、本当に嬉しい&びっくりする出来事がありました!

上記のブログにも掲載した内容に一部加筆して心理的ハードルについてまとめたいと思います。

心理的ハードルという言葉を聞いたことがあるという人、心理的ハードルという言葉を初めて聞いた人、普段から心理的ハードルという言葉を常用して仕事をしている人など様々いると思いますが、今回は「相談に行く」という心理的ハードルについて考えてみたいと思います。

全く話が違うように聞こえてしまうかもしれませんが…こんな状況になったら皆さんはどのように対処するでしょうか?

「駅に着いたら、携帯電話、お財布、交通系ICカードなどを全て忘れてきてしまったことに気付いた。数分後に発車する電車に乗らないと大切な就職試験/大学入試等どうしても遅れることが出来ない大切なイベントに間に合わない。現場に行くことが出来れば友人がいたりしてお金貸してもらうなど対処する方法はたくさんあるのですが…。今はない。持っている鞄や服の中を必死で探すと…目的地まであと10円あれば到着できることが分かった!駅員さんに話しかけようとすると、現在無人の状態。自宅までは片道30分以上かかる。駅周辺には店もない。忙しそうに歩いている人たちはたくさんいる。」

上記のような状況の場合、皆さんは例えばですが、知らない人に「10円貸してください」と言えるでしょうか?

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上記の質問に正解は特にないのですが・・・

私は10円貸してというのに相当なハードルがあるのです(笑)もしかしたら、簡単に言える!という人もいるかも知れませんが…^^;

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一方で…「10円貸してください」と言われた方の立場だったらどうでしょうか?

心理的ハードルは立場を変えると相当に違うということに気付きませんでしょうか?中には一緒だよ!という人もいるかも知れませんが…このハードルの高さ低さは個々によって全く違います!!!

話を戻すと…フリースクールに相談に行く!連絡する!ということのハードルも、相談をしたい!行ってみたい!…という希望はあってもハードルが高く、中々実際の相談まで辿り着きにくい。 一方でフリースクールの活動に常日頃から携わっている人からすれば、そんな相談ならもっと早く言ってくれればよかった!というような意見を持つこともしばしば。

この相談する側/利用したいと考えている側の心理的ハードルをよく理解すること。理解だけに止まらずきちんとした対応方法を身に付けること、更にはスクール運営/設備面等含めてハードもソフトも準備をきちんとすることが必要だと考えています。


本日2組もの「突然の来室問合せ」心から嬉しく感じたのです。

スタッフや大人だけの目線で考えていると限界があることにも気が付けない。限界を認識した上で、子どもの意見をきちんと聞いて…その理由も踏まえて一緒にアイデアをつくる。← 実はここには大変細かい/細かすぎる位のテクニックと工夫が多くあります!(笑)ただ、これが正解かどうかは分からないので(笑)聞きたーい!という方がいるのかどうかも分かりませんが…いた場合には検討したいと思います。たぶん書き出したら相当に長くなると思うので…。

準備の段階から、利用希望の生徒さん、保護者の方々、そしてスタッフ、医療専門職の先生方…その他本当に多くの方々と相談をしながら教室を作ってきたこと。利用したい!相談してみたい!と思える空間を創造していくことに取り組んでいたことが、もしかしたら伝わっているのかな?と…これが分かるのは実際に来ていただいた方々しか正解は持ち合わせていませんが(笑)勝手に嬉しく思っていました。^^;

あと数日でオープンするフリースクールHIRO

引き続きどうぞよろしくお願い致します!

今回も最後までお読みいただきありがとうございました!!!

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