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企画書を書く道程は、ガイドライン通りにはいかないですね。

こんにちはfreee Advisor Day2023(以降fAD)プロデューサーのREISHOです。前回、引継ぎのMTGを受け、その後昨年の企画の読み込みをしたところまで書きました。今回はそこからになります。
前回までの話

突然ですが、皆さんは何かを企画するときにどうしますか。僕は結構3Cでまとめることが多いです。が、今回は、あえてマクロ環境を押さえてみようと思いました。なんか、壮大な企画をしたいじゃないですかどうせなら、そしたらもう上位概念から押さえにいくぜ!そんな心意気で取り組もうと思ったんです。で、PESTです。

PEST分析。

ご存じない方にお伝えしますと、アメコミの大人気シリーズでカメの忍者が大活躍するアレではないです、それはTMNT。もはや「T」しか共通項は無いですが、お約束ですね、ええ。亀吉じゃないとすると、、、14世紀に流行ったあの伝染病!黒死病と恐れられた!も違います。PESTと書いてペストと読みますが、ペストではない(何を言っているのか自分でもわからなくなりますが)。PESTとはPolitics(政治)、Economy(経済)、Social(社会)、Technology(技術)の頭文字をとったもので、それぞれのマクロの切り口が業界においてどんな意味を持っているかを紐解いていく分析手法です。

まず政治面。うーん、会計業界に関係するものと言ったら、やはり「税法改正」ですよね。「インボイス制度」も大きなトピックとして考えられますが前回のfAD2022が6月14日だったことを考えて、同様の時期だと想定するとちょっと時間的に企画との距離があります(インボイス制度は令和5年10月ですよね)。後は4月の統一地方選挙。選挙の結果次第では各エリアでの力を入れる施策が変わってきそうです。税理士さん向けと考えると、スタートアップ支援の政策なんかが注目トピックとなりそうですかね。大田区や横浜市など、いくつかの市区町村では、スタートアップに力を入れているところが目立っています。こういった都市の色付けも政治に大きく左右されるものだと思います。

次に経済。為替相場は円安に振れ続けている。日本企業が元気がなくなって久しい…。消費者の購買行動も賢くなってきており、消費=正義、資本主義の在り方に懐疑的な世代の登場。明るい話題は見えない。そして、社会。8月にバスケワールドカップが沖縄で開催、9月にラグビーワールドカップフランス大会、スポーツで再認識される仲間との絆、リーダーシップ、メンタルが注目されそうである。最後の技術は、AIに代表されるテクノロジーの進化とホリエモンやJAXA、ispaceが挑戦を続ける宇宙産業に注目が集まる気がする。そんなことを考えました。

さて、一旦「PEST」をそこまで記載してから視点を「3C」に移しました。
3Cは、カラーテレビ、カー=車、クーラー、ではもちろんありません。チョコレート、ココア、カカオトークでもない、競合Competitior、顧客Customor、自社Companyの3つの頭文字をとって3Cです。

まず競合を見ますと、皆さん精力的です。頑張ってイベントをされています。弥生さんの弥生PAPカンファレンスを見ると全国7都市での開催で力が入っている。MFさんは、一般生活者向けのイベントではあれどお金のEXPOオンラインは、著名人を招聘したりうんこドリルとコラボしたりいろいろなチャレンジを入れている、コンテンツも厚い。TKCさんのTKCタックスフォーラム2022はい知りうる限り2010年から続いており歴史の重みと組織力の強さを感じさせる。いずれも、特徴的でその会社ならではの強みを入れている、そんな印象です。

次に顧客である税理士さんに目を移しました。この税理士さんが何を考え、何を求めているのか。ここが非常に興味を持つ部分です。今、税理士さんがどんな状態で、何を求め、何を考えているのか…。

実は僕にとってはこれこそが一番知り得なければならず、そして一番遠くにある解でした。

To be continued
また次回よろしくお願いいたします!
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