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freee Advisor Day 2021 レポート freeeがアドバイザーのみなさんと実現したいこと

6月23日、アドバイザーのみなさんとのイベントとしては、freee史上最大規模の「freee Advisor Day 2021」を開催いたしました。

なぜ、アドバイザーのみなさんとのイベントを開催したのか。その想いをレポートでお届けします

「アドバイザーのみなさんと一緒に『スモールビジネスを、世界の主役に。』という、これから本当に重要となるミッション、これを共に追いかけていく。そして、その目標のために互いに高め合えるようなパートナーでありたいと思っています」


6月23日(水)、freeeはアドバイザー(会計士や税理士等の士業)のみなさんとのイベントとして、freee史上最大規模の「freee Advisor Day 2021」を東京・渋谷で開催した。

現地とオンラインのハイブリッドで開催したイベントには、現地、オンライン合わせて600人を超えるアドバイザーが参加した。

冒頭のメッセージは、オープニングセッションで、freee CEO 佐々木大輔がアドバイザーのみなさんとのありたい関係性や未来について語った言葉だ。

ここに今回の「freee Advisor Day」開催の意図が凝縮されている。

正解を導き出すことが難しい不確かな世の中で、どのように自らが変化し、価値を届け、関わる業界、ひいては社会の未来をつくっていくのか。

そのヒントを共に探りたい。イベントにはそうした想いが込められていた。


リアルタイム化というキーワード

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freeeがヒントの一つとして提示したのは、リアルタイム化という3つのステップだ。

スモールビジネスの事業者は、経営の相談相手を探している一方で、高額なコンサルタントを雇うような資金的余力がないことが多い。

ふだんから経理業務に携わり、事業の数値を追いかけているアドバイザーが、顧問先のよき理解者となり、経営パートナーになれれば、スモールビジネスの経営者はもっと自然体で軽やかに経営ができる。

それはアドバイザーがよりよい付加価値を顧問先に届けることができるようになるということだ。

その達成のための指標としてまとめられたのがリアルタイム化になる。

具体的には、月次決算を早期化して顧問先の信頼を得て、経理業務を改善する中でその事業をよりよく理解し、事業に沿った数値管理で経営への示唆を提供する経営のパートナーとなる。

それを、ステップ1:リアルタイム記帳、ステップ2:リアルタイム経理、ステップ3:リアルタイム経営の3段階で表現した。


多岐にわたる登壇者からの知見の共有

13時から開演した「freee Advisor Day」では、オープニングからエンディングまで、メインステージで10セッション、サブステージであるfreeeステージで4セッションと多岐にわたり、知見が共有された。

組織変革などに実績のあるスペシャルゲストからは、これからの時代で起こり得る変化の予測やコーチングスキルなどを生かした信頼関係の作り方。

先行してリアルタイム化に取り組むアドバイザーからは、それぞれのステップで苦労した経験や得た成果。

そして、freeeステージでは、freeeのスタッフも登壇し、freeeを使うことのメリット、実際に使用したアドバイザーの率直な感想。

それぞれのセッションで、なぜリアルタイム化が必要なのか、どのようにリアルタイム化を進めていけばよいのか、会計業界がよりよくなっていくためにはどんなことが必要なのか。そのヒントがちりばめられていた。

※各セッションのサマリーはこちら → (メインステージ / freeeステージ


スモールビジネスのベストパートナーは

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エンディングには、freeeでアドバイザーとの絆を作るパートナー事業部の事業部長、根木公平が登壇した。

2014年入社以来、一貫してパートナー事業部でアドバイザーに伴走してきた根木は会計業界について次のように話す。

「freeeでもずっとパートナー事業部に所属するというのはめずらしいのですが、それは私がこの業界にはまっているからです。伸びしろが非常にあるというところが本当に面白いと思う。会計事務所のポテンシャルははかりしれない」


税理士や会計事務所は、起業したスモールビジネスのほとんどの方たちと最初に接点を持ち、毎月のように経営者に会って面談できる。そして、何より決算などを作る過程で財務状況を把握できる。

それはスモールビジネスの経営者を一番理解し、寄り添える存在であるということだ。

だからこそ、自らが変化を起こし、リアルタイム経営までたどり着いたときには、業界全体、ひいては社会の変化にも影響を及ぼす存在になれるはず。

そのためにfreeeは、アドバイザーのみなさんとリアルタイム化というフレームワークを生かし、個々の事務所で育まれた知見を、この「freee Advisor Day」のようなイベントなどで共有する触媒にもなって、会計業界がよりよくなっていくことを目指す。

「会計人のみなさんはビジョンを共有する同志。これからも知見を共有して、共にスモールビジネスをもっともっとよくしていけたらと思っています」

「freee Advisor Day」を根木はそう締めくくった。

アドバイザーの方たちと共に業界をよりよく変化させていくこと。

それはfreeeが掲げる「スモールビジネスを、世界の主役に。」というミッションに強く結び付いている。

(了)

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