鰻

　毎週noteを更新しようとする度に思うのが、「今週も何も書くことないな～」ということだ。厳密に言えばないことはないのだが、労働に関してのことなどはプライバシーの保守的な意味で書くことが出来ない。

　転職したい実家出たいそして最終的に不労所得で生計立てたいなどの願望と共にボケ～っと生きているだけなので、もはや文化的に生きているとは言えない状態に近い。

　最近の楽しみといえば退勤時にコンビニエンスストアで買うキンキンに冷えた清涼飲料水を飲むことだけである。おかげで歯のコンディションがすこぶる悪くなってきた。歯医者って虫歯の可能性があればあるほど行きたくなくなるよな。

　そんなこんなでとりあえず何もする気が起きない訳だが、この暑さなら仕方ない。夏バテ対策に鰻でも食べたいところだが、昨日は土用の丑の日であったにも関わらず食卓に出されたのは豚の生姜焼きであった。ってオォォォォォォォオオオオイ！土用の丑の日なんだから鰻を食わせろオオオオオオォォォォオオ！今まで土用の丑の日にはスーパーでなんか骨だらけのクッソ食いにくい鰻買ってきてたはずだろォオオオオォオォオオォン！？なんで俺の鰻の食いたさがMAXに到達している時に豚の生姜焼き作るんじゃい、お前が鰻の代わりに絶滅せんかいボケエエエェェェェェェエエェェエェ！！

　などと思うわけもなく、ただ黙ってありがたく豚肉を頂戴したのだが、流石にこの暑さになると何かとびきり美味いモノでないとなかなか食欲が湧いてこないものである。

　また、この暑さに耐え得る基礎体力をつけるために公営体育館のトレーニングルームで筋トレもしているのだが、筋トレをした日はそれ以降疲労が溜まりすぎて何も出来なくなる。プールで50mを息継ぎなしでバタフライ3往復ぐらいしたかのような疲労感がある。つまり終えた後には瀕死である。もう何も出来ない……となって残りの時間を無為に過ごすことになるのだ。筋トレする度に体力がついているどころか生きる活力が吸い取られていっている気がする。誰か助けてくれ。

　ビートルズの『ヘルプ』って当時滅茶苦茶忙しくなり始めたメンバー達が「流石に忙しすぎる、助けてくれ」みたいな心境を歌った曲らしいけど、当方は逆に生活が虚無というか、何をすべきかわからずに途方に暮れる形での『ヘルプ』を抱えている。