見出し画像

英語と飛行機/ミニエッセイ

最近、英語コーチングを始めたわたしは
今のところ毎日英語に触れて
英語学習に励んでいる。

人間、意識しているものが変わると
見える世界や感じる世界がガラリと変わるということ
今日はそんなお話を。

先日、羽田行きの飛行機に搭乗した時
いつもなら離陸から着陸まで
客室乗務員の方が話す英語を聞いて
「英語が話せていいなぁ…」
ただそう感じるだけだった。
自分とは全く別の世界。

でも英語学習をしている今のわたしは

「きっとこの客室乗務員の方も、最初は英語は話せなかったはず…!」

普段考えもしないことが、ふと頭をよぎった。

そこからわたしの頭の中は
”英語”と”客室乗務員”というテーマで
妄想の世界へと入っていった。


「きっとこの方も、どこかのタイミングで真剣に集中して勉強した時があったのだろう」

「ということは、わたしも今集中して勉強すれば、どこかのタイミングで必ず話せるようになるだろう…!」

「どんな勉強をしたのだろうか?」

「話せるようになるポイントはなんだろう?」

「よし、ホテルに着いたら、持ってきたテキストを開いてみよう」

「話せなかった人が話せているわけだから、わたしも絶対話せるようになれるはず…!」

いつもなら何気なく流れていく景色でも
その時の自分の状況によって
こんなにも見える世界が変わり
最後は話せるようになる自分にまで妄想が広がっていくとは…。


本当は人間って
とっても単純で純粋な生き物なのかもしれない。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?