半分はんぶん「第7回:選択する自由」
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この話をはじめから読む場合は
「第1回~はじめに~」をご覧ください↓↓↓
https://note.com/free_xyz/n/n12b993e39417?magazine_key=mdb272246e3cd
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※注意
物語の中で売上金額や従業員数が出てきますが、情報漏えい防止のため、物語内の数字や事柄は、私が勤務している会社のものと異なります。
ご了承ください。
2021年10月。
時間は朝の6時になろうとしており、休日の朝はようやく明るくなってきた。
僕は単身赴任先のアパートの一室で、パソコンの前でぼんやりと座っている。
パソコンの画面には、毎日ログインしているアプリからチャットが溢(あふ)れ、休日の朝からオンラインの仲間たちで大盛況だ。
やるべき作業があってアプリにログインしたのだが、僕の手はキーボードを打つことができないまま止まっている。
僕はただ、ベランダの方を向いては、少しだけ聞き耳をたてていた。
そうこうしているうちに、朝活の前に仕込んだ洗濯機の”ピーピー”という機械音で、僕の朝の時間が終了を迎えた。
持病の再発
”ゴホッ・・・ゴホゴホゴホゴホゴホ・・・・・”
少し前の話になるが、転職する前の僕は、月に一回病院に通っていた。
その原因は喘息(ぜんそく)だ。
小さい頃から喘息に罹(かか)っていたわけではなく、社会人になってから身体に無理をしたせいで喘息になってしまった。
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この話の続きはブログで先行公開しています。
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