読書感想：no.8

連日の暑さのせいなのか、読書スピードが落ちています。
月20冊の本を読むことが目標なので、これからが本番ですね。
もともと私が選ぶ本はページ数が少ないです。
決して高すぎる目標ではありませんよ。
それでも月に1回はモンスター本を読破したいですね。
大判本を読むのもよいかもしれません。

ちょっと今から仕事やめてくる／北川恵海

ちょっと今から仕事やめてくる (メディアワークス文庫)

公私混同しすぎた働き方をした人は一定数いると思います。
そんな人に疑問を投げかける小説がこの作品ですね。
私もブラック会社で勤務したことがあるので、かなり突き刺さりました。
会社は助けてくれません。
それなのに命を賭けて働く必要はあるのでしょうか？
『労働』について立ち止まれる本ですよ。

週末作家入門／廣川州伸

週末作家入門 まず「仕事」を書いてみよう (講談社現代新書)

脱サラして作家になろうという人に『待った』をかける本ですね。
副業で小説を書いていた人の多さに脅かされると思いますよ。
私もkindle作家を目指して作品の作り方を勉強しています。
仕事を辞めようかと思いましたが、副業から始めるのも悪くないですね。
むしろネタに困らないと思いました。
とくにノンフィクションの作家を目指す方は必見ですよ。

まとめ

実録に近い作品を選書しました。
空想の世界も楽しいですが、現実世界に目を向けることも必要です。
それに事実はときに小説を超えることがありますよ。
実際に見た夢を小説にした夏目漱石の夢十夜が有名ですね。
リアルな夢は小説のネタになります。
視野を広げるキッカケになりました。