【発達障害】「禁止」ではなく「具体的な行動」を示す
少し間が空いてしまいましたが、まあ気にせずマイペースに頑張っていきたいと思います。
さて、教育(特に発達障害)について考えるきっかけをいただいたので、自分の思考を整理するためにもこれからちょくちょく発達障害についての記事を書いてみたいと思います。
これもどこまで続けられるか分かりませんが、とりあえず始めてみます。
第1回目は「発達障害の方への有効な声がけ」について紹介していきたいと思います。
特に発達障害の方に接する機会がある方は、ちょっとしたコツで皆さんの大きな悩みが解決するかもしれません。
禁止は逆効果
・「電車のホームでは走らないでください」
・「物を散らかしたら駄目ですよ」
・「大きな声を出さないで」
よく聞くような注意の仕方かもしれません。しかし、上記の言葉を発達障害の方が聞くと、こう思います。
「で?どうすれば良いの?」
分かりやすいようにあえてざっくりとした説明をすると発達障害の方は想像力を膨らますことがあまり得意でない方が多い傾向にあります。
なので、先ほどの注意を聞いても次の行動が想像することが難しく、
「注意されたけど、どうすれば良いか分からない」とパニックになってしまうことも。
ちなみに、私は駅のホームなどで「ホームは危険なので走らないでください」というポスターやアナウンスを見聞きすると、「ああ、発達障害の方からするとパニックだろうなぁ」と考えています。
具体的な行動を示す
では、どうすれば良いかというと、「具体的な行動を示す」と効果的です。
例えば、先ほどの注意でいえば
・「電車のホームでは歩きましょう」
・「使ったものは片づけましょう」
・「小さな声でお話しましょう」
こうすれば次に何をすれば良いのかが明確になり行動しやすくなります。
私たちは注意を受けたときに無意識的に上記の変換を行っているのですが、冒頭にも述べたように想像力を働かせることが苦手な発達障害の方には少しハードルが高いのです。
日々の声がけでも具体的行動を示してみましょう
「禁止事項ではなく、具体的な行動を示す」単純なことかもしれませんが、以外と効果は大きいです。日々の声がけにおいても是非、試してみてください!
次回は「具体的」についてもう少し掘り下げていきたいと思います。
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