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私がメンヘラJKから抜け出すまでの話。

JKでメンヘラになった私がそこから抜け出すまでの話をしていこうと思う。
メンヘラJKになるまでの過程はこちら↓

自傷行為から抜け出すために調べた事

JK時代この訳の分からない沼地獄から抜け出したい一心で、ネットサーフィンをしまくっていた。
・自傷行為
・自傷行為 原因
・消えたい
・夜になると不安になる
・理由がわからない不安感
・彼氏に依存してしまう
とかその時感じたことや、なぜ自傷行為をしてしまうのか、不安の原因ってなんなんだろうとか疑問に思ったことは全て調べた。
とにかく、”自分で自分の感情をコントロールするために原因を探した。”
当時自殺企図もしていたので死に方なんてのも調べていた。

だいたい調べていくと一つの結果に結びつく。
それは親からの”愛情不足”
今まで私は親から愛されてないと思ったことはなかった。
だから、なんで最終的にこの結果に行き着くのか理解ができなかった。

愛情不足

愛情不足だからだよとネットが言うのなら考えてみようと思った。
以下が当時私が思いついた例だ。

指吸い

私は指吸いがやめられなかった。
3-4歳くらいで指吸をやめるこ、やめさせられる子が多いが、
私は中学の頃も吸っていた。
高校生の頃には辞めれていたと思うので、中学3年くらいまでだと記憶している。
寝ているときに自然と親指が口に入ってくるのだ。
本人は自覚なしだが、吸ってる間チューチュー音が鳴っていて、しっかり吸引していたらしい。
だいたい朝目覚めると指が湿気ていて、歯型がついていた。
色んな作戦で指吸いをやめることに成功したのだが、この大きくなってからも吸ってしまうという状態は、幼い頃に親からの愛情・安心感が得られなかったことからする行為らしい。

疎外感

いつも家族の中で何となく疎外感を感じていた。
自分はどこか違う、この人たちの輪に入っているようで入れてない。
そういつも感じていた。
目には見えない境界線みたいなのがあった。

怒鳴る母

私が幼い頃の母は、いつも怒鳴り散らかしていた。
元々子供が嫌いな母はどう接していいのか分からなかったのだと思う。
言うことを聞かせるので必死だった。
聞かなければしばくし怒鳴るし、家の中を引きずられた。
印象的なのは、廊下で母とすれ違った時に自然と頭を抱えてしゃがみこんだ時があった。
無意識に頭を守っていたのだ。悪いことなんて何もしていないのに。
それを見て母が何してんの?って笑いながら言っていたのをよく覚えている。
当時私は母が怖かったのだと思う。

思い出してみると、愛を感じられなかったのかもしれないなと納得することができた。

親のせいにする

思春期の私は親のせいで苦しいんだ!と親を責めるようになります。
親が私のために言ってくれる言葉もそのまま受け取ることができませんでした。
仕事で忙しく家を空けることが多かった父が掛けてくる言葉を、今さら親っぽいこと言われても。と冷めた気持ちで聞いていた。
反抗することはなかったが、冷めた気持ちで淡々と聞いていた。
家族というのがとても冷たいもののように感じられた。

当時の私が下した決断

どんなけ調べても、親のせいにしても、彼氏と距離をとろうとしても、カウンセリングに通ってもなーーーんにも上手くいかない!!
むしろ感情をコントロールできない自分がどんどん嫌になってくる。
日が経つにすれしんどさは増していく。
この頃、本格的に自殺行為の練習をし始めていた。
メンヘラに付き合わせてしまっているという彼氏への罪悪感、いや、何よりもどんどん自分が嫌になっていく苦しさから逃れるために、私は依存対象である彼と別れることにした。

気づき

この時の判断は間違っていなかった。
今までのことが嘘だったかのように身が軽くなり、目に見える景色が変わったからだ。
依存対象がなくなったことから、しばらくは本気で死のうと鼻水垂らして泣きながら考えていた。
だが日が経つにつれ心が軽くなり、元気になっていった。
今までどんよりしていた空や草の色がサングラスを外した時みたいに、ピカっと明るくなり眩しいくらいだった。
あれ?空ってこんなに眩しくて色があって綺麗だっけ?
草ってこんなに綺麗な緑色だっけ?
とにかく周りの景色に感動したのを覚えている。
この世界はなんて綺麗なんだろう、私は今までこれが見えていなかったのか。と驚いた。
自傷行為の跡をみて、可哀そうとさえ思った。

忘れてはならないこと

自分の気持ちが軽くなり、冷静な判断ができるようになった頃、気づいたことがある。
これは一生忘れてはいけないことだ。

メンヘラに付き合ってきた彼の気持ちを忘れてはいけない。

メンタルに支障をきたした人間の傍にいるということ、支えるという事はとてもしんどいことだ。
アドバイスしても話を聞いても上手くいかない。
どうしたらいいのか分からない。
でもどうしたらいいか聞いてもメンヘラ化してる方も分からない。
お互い沼なのだ。
彼は自分のメンタルの安定のためにも友達と遊ぶだろうし、何より高校生だから青春したい、部活も友達も大事にしたい。
メンヘラ化した私は、私がこんなに苦しんでいるのに楽しそうだねと嫌味なことしか言えない。
お付き合いの中にあるのは負の連鎖だ。

彼と別れた後に気づいたことがある。
それは、彼がとてつもなく優しかったこと。
よくこんな扱いづらい人と1年弱も付き合ってくれたなと今でも疑問に思う。
付き合っているときには不思議と気づかないのだ、こんなに分かりやすく大切にしてくれていたのに。


私が彼を好きになったきっかけ。

”いつも周りの友達たちと楽しそうにしている”
そこを好きになったこと。
私にないものをたくさん持っているところに惹かれていた。
でも私は彼の長所である周りの人たちと楽しそうに話しているところにストレスを感じるようになってしまった。
この事に気づいた時、私は彼のことをちゃんと見ていなかったことに気づいた。
自分のことしか考えていなかった。
彼は私のことを考えて想って接していてくれていたのに。
この時感じた後悔や気づきは私の一生ものになった。

私の一生忘れることができない人はこの人だし、一生感謝しつづける人はこの人だ。
彼にとって最悪な出会いだったかもしれないが、私にとっては感謝する出会いだった。

カウンセラーに言われたこと

私は自傷行為をやめるためにカウンセリングに通っていたのだが、
彼と別れ自傷行為も辞められるようになり、世界が明るくなった時、通っていたカウンセリングをやめようと先生に話した時のこと。
先生は「君は普通じゃない。今は大丈夫でもまた繰り返すことになる。」その時の先生の顔は怒っているようで怖かった。
君は普通じゃない、また繰り返す。この言葉はとてもショックだった。
分かってはいたけど、普通じゃないとストレートに言われたこと。
また地獄の日々がやってくるかもしれないという恐怖心。

今回はめちゃくそ長くなってしまった。
細かい出来事などを書くと長くなるし、ばっさりまとめて書いているので内容は薄いですが、JK時代のメンヘラ脱出はこんなもんでした。
彼と別れるということで一旦メンヘラ化は収まりましたが、結局原因を潰すことができていないので、カウンセラーの言う通り大学時代に再発します💔
まだまだ書きたいことがあるので、次回は自傷行為が周りに及ぼす影響とその後について書いていこうと思います。

余談

この記事を書いている途中に横に置いてあった水がこぼれ、大学時代から6年ほど使用していたMacbookAirが死にました。
大学時代の流行りに乗っかり、ただカッコいいという理由だけで購入し、使い方が分からず先生に頼りC言語やら何やらをいれてもらい、6年経った今でも扱い方がよく分かりませんでした。
それでも実家に帰るときやおばあちゃん家に行くとき、いつでも一緒に連れ歩いていました。
最終的にyoutubを見るものと化していたAirちゃん、やっとこの記事を書くというノーパソらしい使われ方をしはじめたところでした。
わたしの不注意でこんなお別れ方になり残念です。
大学4年間はもちろん、今までお世話になりました。
ありがとう。ごめんね。

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