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“どうしましょう?”より“こうしましょう” -相談の極意-

おつかれさま。今日はどんな一日だった?

どうも、とある広告マンfreeがお届けするコミュニケーションの学校です。

このチャンネルでは、今まで学校で教わってこなかった「コミュニケーション」についてお話することで、みなさんの生活のお役に立てればと考えております。

本日は「“どうしましょう?”より“こうしましょう” -相談の極意-」というテーマでお話させていただきます。

まず、大前提の話になるんですが、基本的に組織で働くっていうのは、自分は組織の一員なわけで、自分がどうするかの行動は、組織が決めます。なのであなたの行動の決定権利は上司が持っているんです。

なので、たとえば、自分がAだと思ったことを、上司がBだと思っていたら、自分はBの行動を取らなきゃいけないんです。
なんかこれだけ聞くと、社畜のように聞こえるんですけど、これは別に今始まったことではなくて、戦国時代から同じで、組織っていうのはそういうものなんです。

なので、自分一人ではなくて、組織にとって有益になる行動を取らなきゃいけなくて、イチ末端社員である人には組織への有益無益って判断ができないんです。
なので、重要な判断は必ず上司には相談する必要があるってことを、まずは大前提として覚えておいてください。

たまに、誰にも相談せずに一人でやるのがカッコいいって勘違いしてる若手がたまにいますけど、殆どの場合、滑稽です。

で多くの若手が、自分でなんとなくわかるときは一人で突き進んじゃって、わからない時は人に相談するんですけど、その聞き方がイマイチな時が多いんです。

一番多いのが、タイトルにも書きましたが、「どうしましょう?」って聞くことです。これが何でいけないかって、わかりますか?

この「どうしましょう?」っていうのは、もちろん自分の取るべき行動がわからないから聞いてるわけなんですけど、自分で1mmも前に進めていないんです。

これは相手に「あなたが考えてください」って丸ぶりしてて、自分で考えることを放棄してるんです。
「これ自分の問題じゃありません」って言ってるようなもんです。
これ言ったら、「だったらお前いらないじゃん」って言われて終わりになっちゃいます。

なのでまずは、どうすればよいか、自分で考えてみることですね。
その自分で考えたことを、「僕はこう考えているんですけど、問題ないでしょうか?」て感じで、上司に確認を取るっていうスタンスですね。

なので、自分の意見を持ちつつも、最終決定は上司。
若手は、自分でわかる時は確認せずに猪突猛進しちゃうし、わからない時は極端に受け身で、アンバランスなんですね。
だから、どちらにせよ、自分で考えて、その考えをもって相談する、っていうのが一番バランスがいいやり方です。

こうやって、事前に上司に相談しておけば、相談した後の行動がうまく行っても、うまく行かなくても、どっちに転んでも自分にメリットがあるんです。

上司に相談した後に、うまく行かなかった場合、上司も自分も一緒に考えた上での失敗だから、上司も納得してくれるんです。

逆に相談せずにうまく行かなかった場合、「なんで相談しなかったんだ」と言われちゃうと。

じゃあ、相談してうまく行った場合はどうか。
これも実はメリットがあって、上司に相談した結果うまく行ったってことは、その意思決定に上司も加わってるじゃないですか。
つまり、上司の自尊心を満たせるんです。

逆に相談せずにうまく行った場合、これ一見良さそうに見えるんですけど、上司が意思決定に参加してないので、上司からすると、「結果的にうまく行ったはいいものの、危なっかしい奴だな」と思って思われちゃうんです。

なので、仮にうまく行ってもいかなくても、事前に相談をしておくってことが大事なんです。

あとは相談の仕方なんですけど、
「お前は何言ってるかわからねー」って言われてしまう人は、前別の動画でもお話したんですが、
今のステータス(事実)と、相談内容をちゃんと分けて話す、ですね。
事実を伝えた上で、その後に相談する。
「今これこれこういう状況です」っていう客観的なステータスを伝え、その上で「ここからがご相談なんですけど」という。
その後半の相談のときに、「自分はこう考えているんですが、よろしいでしょうか?」っという。

これなかなかうまくできない人は、相談する前に、10分でも15分でも、ちゃんと相談内容を事前にノートにまとめて、話した方がいいですね。

この15分って全然もったいなくないです。
上司側も結局、部下が何を言いたいのかわからなかった時にする2人のやり取りって、それこそ二人分の時間が無駄になってしまうので。
それよりかは、上司が判断を即答できるように、相談する側がちゃんと準備して相談に望むってことですね。

話をまとめると、基本的に、自分の行動が間違っていないか確認する上でも相談はした方がいいですと。
で、「どうしましょう?」という主体性のない相談ではなく、自分なりの考えをもった上で相談すると。
相談の仕方としては、ちゃんと事実・ステータスと、相談を分けて話す、とうことでした。

というわけで、本日は「“どうしましょう?”より“こうしましょう” -相談の極意-」というテーマでお話させていただきました。

さあ、新しい一日が始まる。キミは何をする?

freeでした。

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