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【こち活まとめ】こち亀11巻~20巻 1ツイートレビュー

1日1巻でこち亀の1ツイートレビューをし続けているのですが、その11巻から20巻のレビューについてこちらにまとめてみました。

こち亀内の面白レビューを探している方はご参考にどうぞ。

※紹介の都合上、多少オチを書いてしまっているものもありますのであらかじめご了承いただける方はご覧くださいませ。

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こち亀11巻
秋本麗子初登場。
初回はミニパトで派出所につっこみ、二回目で「これからもよろしくねえン!」と部長のほっぺにキスをする。
若さというか大胆な麗子が面白い。

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こち亀12巻
なぜか表紙の絵がぶれている。
麻雀は二回目だという麗子がメンタンピンドラドラであがった直後に「あら!やだ!」と天和をかます。
その衝撃が表紙の両さんたちに伝わったのかな。

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こち亀13巻
1枚だけ買った宝くじで2000万円当たった両さん。
早速、執事の佐藤さんをつける。
派出所の前に札を入れた箱をおいて「自分がめぐまれないと思う方、えんりょなくどうぞ!」と豪気なかぎり。
百万円かけた競馬で一億五千万円に増えるも銀座一晩で使いきるという。

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こち亀14巻
部長の家で茶会をすることになった両さん。
亭主の部長が茶筅通しをした後に思わず両さんの頭を柄杓でたたくという強烈さ。
不作法をしかる部長も不作法で。
ちなみに両さんは茶杓で耳かきをしてさらなる不作法で。
黒楽茶碗もきちんとわりました(お約束)。

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こち亀15巻
部長に隠れて祭に参加し、みこしをかつぐ両さん。
部長に見つかったが、別の町会のみこしがきたのを見つけて、「ケンカみこしだわっしょい」とみこしをぶつけて乱闘に持ち込むあたりが豪気だ。
ちなみにYouTubeでケンカみこしを検索するとかなりすごい。

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こち亀16巻
派出所のメンバーで自主的にお金をだしあい“置き傘の無料貸し出し”を始める。
返さない人を懸念する両さん。
借りようとした人に身元証明と実印での捺印をせまり顔写真も撮るという徹底ぶり。職場にも現れ返却をせまる。
善意をあてにする人に両さんは厳しい。

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こち亀17巻
劇画刑事、星逃田登場。
1ページ4段ぬきでの登場やスクリーントーンの2枚がさねの説明、アングルやコミックジャンルを意識しながら立ち回るキャラ、読者にカルチェのライターの捜索を依頼など実験的要素がふんだんに盛り込まれた漫画好きにはたまらない回。

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こち亀18巻
「カッとするその心が事故のもと!」
「いそがばまわれ ルールを守ってすみよい日本!」
メガホンで標語のようなことを伝えながら注意するポリスが登場。
1981年なのにDJポリスを予見していたとは。
さすがは秋本先生。

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こち亀19巻
ボタンを押すと装甲車からフェアレディZ、からのブルーバードに変形する車が登場。さらにはいすずトラックに。
ブランドがクロスしてしまうすごい発想だ。
ゴミをもとめてすすむコンピューター掃除機も登場。
1981年なのにルンバ的なものが。
やはり秋本先生はすごい。

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こち亀20巻
用心深くてなんでも鍵をかける人が登場。
げた箱、トイレ、冷蔵庫、洗濯機、押し入れ、水道、車のホイールなど鍵をつけまくる。
スペアキーを入れた金庫の番号を書いた紙を入れた別の金庫の番号を入れた箱の鍵を探すというあたりはもう脱出ゲームさながら。

★★★★★★★

11巻で麗子が初登場してからは、ずいぶん読みやすくなった気がします。キャラとして必要なポジションだったんでしょうね。この初期麗子がだいぶ大胆で今読むと面白いんですよね。

また、「DJポリス」や「ルンバ」、「脱出ゲーム」など現代に起きていることの発端だったのでは?というエピソードが続々と出始めているのがこち亀の凄さですね。


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