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【自分でやるSEO対策】1日でわかるSEO 初心者 その1

SEOとは?初心者が自分でやるSEO対策を解説。
WEB初心者が学ぶ、1日でわかるSEO対策 初心者その1です。

本記事では、InstagramなどSNS投稿やコンテンツを作成するときに、まず1番に考えなくてはならないSEOの知識3つのポイントがわかります。

※SEOを使って具体的に記事や投稿を書く具体的な10の方法は
「WEB初心者が始めるSEO 上位表示を狙う10の方法 その2」に続きます。

SEOって……WEBの世界にいる人には日常的に普通につかっているこの言葉。

ハンドメイド女子も、おうち起業始めるなら知っておきましょう。

ここでは、なんとなく知っているつもりになっていたSEOについてWEB知識ゼロの方でもわかるように解説していきます。

目次から自分にあったところを読みすすめられるようになっています。


1.SEOって何?学ぶ理由

SEO=Search Engine Optimization の略で「検索エンジン最適化」という意味を表します。

SEO対策対策をしましょうというのは、あなたの記事やWEBサイトを見つけやすく対策しておきましょうということです。

この対策をすることで、Google検索時に上位表示されるようになります。



検索する人は、画面を何ページもスクロールしません。
1ページ目の上の方に表示されて目にとまったタイトルをクリックして閲覧します。

ということは、下の方に埋もれてしまうと、だれも見てくれない……ということになってしまうのです。



<SEO対策全くやっていないとどうなる?>
SEOの知識がないということは、どうやって記事やサイトを見られやすくするのかわからないこと。

せっかく良い商品や情報をWEBサイトに載せても、だれも見てくれない、情報が届かないという状態になったままでは、役目が果たせません。


あなたのコンテンツを発見してもらい、あなたやあなたの活動を知ってもらい、繋がりたいと発信していても、SEO対策をしていなければ、多くの情報に埋もれてしまいます。

見てもらえない=知ってもらえない=繋がれない……ということになってしまうのです。
これはかなしい…。



リスティング広告が上位広告費をかけずに1ページ目上位にSEO対策は重要です。
リスティング広告掲載は広告費がかかります。

2.SEO対策のメリット3点

ユーザーがWEBで調べたいことを検索すると、広告費をかけたリスティング広告が上位に表示されます。

リスティング広告は企業が広告費用をかけている記事です

この記事をクリックすると、企業が広告会社に広告費を払うという仕組みで成り立っています。

個人でもリスティング広告を費用をかけて運用することはできますが、教室を始めたばかり、ハンドメイドを始めたばかりの状態での費用負担はなかなか厳しいものです。

SEO対策をしっかりすることで、起業初期の広告費用をかけずに検索の上位表示される可能性が高まります。



SEO対策には以下3つのメリットがあります。

①閲覧してくれる人が増える

検索ページの上位に表示されるようになれば、あなたの記事タイトルをクリックして閲覧してくれる可能性が高くなります。

閲覧してくれる→記事を読んでくれる→共感があればファンになる→あなたから情報が欲しい、商品が欲しいにつながっていきます。

あなたを知ってもらう(認知)への第一歩になります。

②他社との差別化につながる

検索した結果、あなたのWEBサイトや記事がユーザーの目に触れる機会が増えます。

検索する度にあなたのWEBサイトが上位表示されることから、認知度が上がり、指名検索(直接サイト名で検索)されることも出てきます。

○○○○と言えばこの教室!とブランディングでき、競合他社との差別化につながります。

③コンテンツが資産になる

SEO対策をして、上位に表示されるようになり、検索されるようになると、Googleなど検索エンジン側が、「これは良質コンテンツ」と判断。

コンテンツが資産として、あなたの労力をかけずに売上につながる資産になります。

作成したコンテンツは半永久的にWEB上に残るため、蓄積したコンテンツは資産となって、あなたが広告活動をしない寝ている間や、旅行している間にも、たくさんの方に閲覧されることによって売上にもつながっていきます。


Googleアルゴリズム(サイト判断基準)は定期的にアップデートされます。
Googleアルゴリズム(サイト判断基準)は定期的にアップデートされます。

3.SEO対策デメリット2点

①Googleアルゴリズム変更

Googleアルゴリズムのアップデートで、初めに設定したSEO対策が無駄になることもあります。

Googleアルゴリズム(サイト判断基準)は定期的に変更されます。
ユーザーにとって価値のあるコンテンツを作り続けることが、Googleに評価の基本軸。

Googleアルゴリズム(サイト判断基準)の数値データに偏って記事を書いていると、ある日突然順位が勝手にさがっているなんていうことも出てきます。

(悪いSEO対策例)
・「更新頻度が高い」「キーワード」だけを重視した投稿の例
・更新の頻度は多いけれど、記事の内容が薄い
・不必要にコンテンツにキーワードを無理やり詰め込んだ記事

上記例のような、悪いSEO対策例の場合、ユーザー(読み手)は読んでも共感できないどころか記事に失望するなど、とても読みにくい記事になってしまいます。

このような記事は、品質が低いと評価され、結果、Googleから信頼できないサイトと判断されやすくなります。


Googleアルゴリズム(サイト判断基準)の定期的な変更は、ユーザーにとってよりよいコンテンツが上位表示されるため

コンテンツコピーなど悪質なSEOをしている業者などを排除していくためもあります。

多様化しているユーザーのニーズにこたえるため、検索エンジン(Googleなど)も随時対応して改善を繰り返しているのです。



②効果が出るまで時間がかかる

SEO対策の効果が出るまで早くても3か月~4か月はかかると言われています。平均は6か月、ジャンルによっては長くて1年の期間がかかります。

どうしてそれほどの時間がかかるのか。

Googleの検索エンジンの場合「Googlebot」と呼ばれるクローラー(サイトを巡回するプログラムのロボット)がWEBサイトや記事を巡回して認識するまでに時間がかかるからです。

※競合の市場規模やキーワード、構成などによってもSEOの難易度や効果が現れるまでの期間は変わります。

効果を確実に上げていくためには、「WEB初心者が始めるSEO 上位表示を狙う10の方法 その2」に記載するステップに沿って対策をしていきましょう。

女性起業のための WEB初心者が始めるSEO 上位表示を狙う10の方法 その2
「女性起業のための WEB初心者が始めるSEO
 上位表示を狙う10の方法 その2」

2.SEO対策の本質「Googleが掲げる10の事実」

Googleが理想として追い続けているのは、ユーザーを第一に考えた検索サイトであるということ。

現在のWEBの世界で最も大きな影響力があるのがGoogleです。
Googleが考える理想を理解して、それに近づくことがSEO対策の成果につながる近道になります。


Googleが掲げる10の事実」として、以下のように発信されています。
Googleはこの項目を軸に随時アップデートを行っています。

(サイト冒頭文より一部引用)……Google は随時このリストを見直し、事実に変わりがないかどうかを確認しています。……

引用元:Googleについて
Googleが考える理想を理解して、それに近づくことがSEO対策の成果につながる近道……顧客視点
Googleが考える理想を理解して、
近づくことがSEO対策の成果につながる
近道……顧客視点

Google が掲げる 10 の事実
1.ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。
2.1 つのことをとことん極めてうまくやるのが一番。
3.遅いより速いほうがいい。
4.ウェブ上の民主主義は機能する。
5.情報を探したくなるのはパソコンの前にいるときだけではない。
6.悪事を働かなくてもお金は稼げる。
7.世の中にはまだまだ情報があふれている。
8.情報のニーズはすべての国境を越える。
9.スーツがなくても真剣に仕事はできる。
10.「すばらしい」では足りない。

引用元:Google が掲げる 10 の事実

<<ポイント>>大事なのは1~4。ユーザーのために……

上記10項目が、Googleが考える「理想」像。
大事なのは1~4。ユーザーのために……なのですね。

1.顧客視点(ユーザーに焦点を絞る)で考えること。
2.一つのことに絞ってとことん極める
3.なるべく早く着手して、迅速に発信。  
4.WEB上ではユーザーがどのサイトのコンテンツが重要かを判断。
5.ユーザビリティ:いつどこにいても必要な情報にアクセスできること。
6.裏ワザ・ペナルティなど短期的収益は無意味
7.知らない情報はまだまだある。ユーザーに有益な情報を発信しよう。
8.情報・モノ・人も国境を越える日がいつか訪れる。世界を意識しよう
9.仕事のクオリティを上げよう。スーツや身なり・ポーズに意味はない。
10.本当に社会や人々の役に立っているか常に、向上心で試行錯誤、クオリティを上げる。

引用元:Google が掲げる 10 の事実より要約


10の事実を軸に、3つめのポイントでコンテンツを作成しましょう。


専門性・権威性・信頼性がE-A-T 専門性を掘り下げよう
E-A-T 特に専門性を掘り下げよう
特定のテーマにおいての専門知識を
ユーザー目線で発信しよう

3.E-A-Tとは? 専門性をコンテンツにする

Googleは検索品質ガイドラインを設定して、ユーザーが閲覧するWebサイト・ページの評価をしています。

検索品質ガイドライン評価基準は「専門性」「権威性」「信頼性」が高いWebサイト・ページを評価するとしています。

※E-A-Tとは、Expertise(専門性)、Authoritativeness(権威性)、 Trustworthiness(信頼性)のぞれぞれ頭文字をとって省略したものです。
検索品質ガイドラインで設定されている評価基準です。

Google は常に、検索結果の利便性向上に努めています。

具体的には、検索結果の品質を向上させるさまざまな試みを定期的に実施しています。こうした試みを評価する方法の 1 つが、外部の検索品質評価者からのフィードバックです。……

引用元:検索品質評価者と協力して検索品質を向上させる取り組み

特にGoogleは専門性を重視しています。
専門性を高めたWEBサイトやコンテンツを作り、閲覧してもらうことで、SEO効果が高まります。

「特定のテーマにおいての専門知識」と「専門分野の関連コンテンツ」「内部リンク」が評価のポイントです。


専門性に特化することでユーザーに有益な情報を届ける
専門性に特化することでユーザーに有益な情報を届ける

1.専門性を高める 

「このコンテンツは専門分野に特化している。他のWEBサイトやコンテンツより専門性が高い」とGoogle(検索エンジン)が認識することで、専門性の評価が高まりやすくなります。

ステップ1.専門ジャンルの特定

自分の専門性を発揮できるジャンルを特定しましょう。

あなたの得意な情報や知識・経験の中で、あなたの強みを深堀りして発信することで、より実用的で専門的なコンテンツになります。

ステップ2:リサーチ

発信する内容についての一次情報=基礎知識や基礎情報をリサーチします。あいまいになっている部分はしっかりリサーチします。

ステップ3:エビデンスの執筆元・引用元に専門家

その道の専門家へ執筆や取材監修を依頼したり、インタビューをして、その記事を掲載することで、より専門性が深まります。

※これは次の項目「権威性」にもつながります。


2.権威性を高める 

TVやニュース、コマーシャルなどでも、専門家の発言や有名人の推薦として、コメンテーターや評論家などが発言していますね。
専門家の意見の引用や、影響力のある人からのリンクをされること(被リンクという)ことで、あなたの情報発信の信頼性は高まり、あなたの発信力UPに繋がります。

「専門性」「経験年数」「実績」「認知度」などが権威性を表します。

専門性……著名人や、既に影響力のある誰か、専門家の権威性を借りる
経験年数や実績……自分の経験年数や実績(数値で表せるとベター)
認知度(フォロワー数など)

以下具体的な例を挙げていきます。



「専門家や著名者の権威性」

①専門家の権威性を借りる……執筆者、運営者、引用元を明確にします。

誰が書いているのか。どの記事や情報から引用しているのかなど記載します。引用元があれば、リンクも貼るなどユーザーがわかりやすいようにします。

②大手メディアや地元のメディア・雑誌に取材された経験があれば、それも記載します。

これは、実績事実としても影響を与えます。


「経験年数や実績」

①経験年数……経験年数がある場合は、事実として記載します。

(例)
「ポーセラーツ歴10年の私がおすすめする優良転写紙」
「老舗和菓子屋で10年働いた私が選ぶ 練り切り5選」


経験年数が短い場合でも、以下のような表現ができます。

(例)
「毎日1冊読書を5年間続けた私がおすすめする…」
「6か月で10キロやせた私の…」

②実績……コンテスト受賞歴や、販売実績などを数値化して記載します。

 実績には、受賞歴・販売実績のほかにも、何をどれくらい経験してどんな効果があったのかを第三者がわかるようにできるだけ数字で表現します。


3.信頼性を高める

誰がその情報を発信しているのかを重視した評価基準です。

チェック1.執筆者、運営者を明示する

・実名で顔写真を出して発信している
・実体験を具体的に記載して発信している
・運営者は何をしている人なのかを明記している

情報が多い現在だからこそ、Googleの理想としている、「ユーザーを第一に考えた検索サイト」として、誰が発信しているかを明記することが信頼性を高めます。

チェック2.引用元、参照元を明示する。

情報収集して記事を書く際には、引用元や参照元を明示しましょう。

情報元は、信頼できる公共の機関をおすすめします。
まとめサイト(キュレーションサイトメディア)からの引用は信頼性の面から避けましょう。

レビューや口コミなどの情報は、実際に商品を使用した人の実体験に基づいた情報であれば、信頼性は高くなります。

チェック3.情報アップデート(定期的に最新情報へ)

情報収集して記事やコンテンツを書いたら、定期的に最新情報にアップデート(更新)しましょう。

情報も時代とともに刷新されていきます。古い情報のまま更新されていない事実はWEBサイト、コンテンツの信用性を落としてしまいます。


<<まとめ>>

1.SEO対策なしでは、ユーザーに検索から見つけてもらえない

2.Googleが考える理想を理解して、それに近づくことがSEO対策の成果につながる近道。顧客視点が重要。

3.専門性を掘り下げる。1記事1コンテンツ。信用は蓄積です。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。
この記事は、まったく初めてSEOに触れる時に読むのと、コンテンツなど記事を書き始めてしばらくして、もう一度読み直すことで理解が深まります。

私も、初めて勉強した時には混乱しました。
何度も専門の先生にお聞きしたり、調べたりしながら理解を深めてきました。

SEOについてはYouTubeなどでもたくさんの方が解説しています。
いろいろ観てみるのも勉強になります。


【続きは】初心者が始めるSEO その2へ……

SEO対策で上位表示を狙う10の方法を各ステップごとに解説します。

1ステップごとにチェックしながら進めるようになっています。
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WEB初心者が始めるSEO 上位表示を狙う10の方法 その2
SEO上位表示を狙う10の方法 

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