ロックダウン42日目、ニューヨークの今
今回のオンライン撮影は、私のニューヨーク生活で知り合った大切な友人を撮影させてもらいました。
今、ニューヨークはコロナウイルスのエピセンターと呼ばれ、多くの感染者、死者がいます。実際に私の友人も何人か感染してしまったり、友人の親族全員が感染してしまった...とか、亡くなってしまった...、とか、日々皆から聞く惨状は、日本とは深刻度が全く違います。コロナウイルスの恐ろしさを改めて感じます。
私はニューヨークに住むまで、ニューヨークって怖いのかな?と思ったりもしていましたが、それは初めてニューヨークに着いた日から消え去りました。
多くの移民で成り立つニューヨークは、私が今まで訪れたどの街よりも温かく、懐が深く、助け合い精神にあふれた、魅力的でクレイジーな人たちがたくさん住む街でした。人と人との距離もとても近く、街に出れば道端で、地下鉄で、スーパーで、必ず話しかけられるほどです。
ただ今回は、そのニューヨークの人と人の距離の近さが感染が広まった要因の一つでもあったようです。愛してやまないニューヨークの人々が距離を置き、街から人が居なくなった様子を見るたびに心が締め付けられる思いでした。
今回撮影させてもらった友人もコロナによるロックダウンで1ヶ月以上、週1〜2回の買い物以外は外に出ていない状況でした。
彼女とはニューヨークに住み始めた時期が近く、私は勝手に同志感を抱いていますが、NYのファッションブランドでデザイナーとしてバリバリ働く彼女の姿は常に私をインスパイアしてくれていました。
そんな彼女が日本に帰国すると聞いたとき、なんとも言えない切ない気持ちになりました。
実際、私も彼女も今もNYに思いが残っています。
NYって本当にいい街だよね。何も考えず、ずっといれたらいいのにね...って話しました。
涙が出そうでした。
彼女のニューヨーク生活、1番長く住んだ部屋で。
ニューヨークは朝だったので、お気に入りのパジャマで。
撮影させてくれてありがとう。
オンライン撮影に興味ある方はご連絡ください。
緊急事態宣言が解除されるまでは基本的に無料、投げ銭スタイルで撮影させて頂いています!もし良ければ今後の活動の為にも支援して頂けるとありがたいです。
私に直接連絡頂くか、HPを通じてご連絡下さい。
Photo salon Frau インスタグラム
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オンライン写真家プロジェクトページhttps://www.borasha.com/onlinephotography
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