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志望動機は、あなたらしさが差別化になる

こんにちは、Frankです。

「志望動機」の具体的な内容は業界によって異なると思いますが、商社だと「得意の英語を使って海外でバリバリと商談がしたい」なんかが典型的な答えでしょうね。

転職するあなたにとって一番知りたいのは、「どういう答えをするのがベストか」だと思いますが、その前に少し考えてみましょう。

恐らくどの応募者もまともなことを言おうと、参考書をいっぱい読んで準備してきているに違いありません。

そう考えると「これで大丈夫だ!」というあなたの答えも、他の応募者と重なる点がたくさん出てくる筈です。

そうなるとあなたの答えは、採用担当者にどのように映るでしょうか。「似たり寄ったりだな」となります。

面接で大切なことは

1)笑顔でハキハキと話す
2)姿勢をよくする
3)尋ねられたことにしっかり答える

の3点です。

答える内容はもちろん大事ですが、皆と同じ答えだったらそこでは差は生まれないということなんです。ではどうすればいいのか。

答えは簡単です。あなたの素直な気持ちを伝えるのです。

採用担当者が重きを置いているポイントは、あなたと会社の相性です。決して付け焼刃で詰め込んだあなたの知識に興味があるわけではありません。

何だか狐につままれたような話だと思いますが、でもあなたがすべきことは、あなた自身、自分を作らず自然体で答える――それが採用担当者が見たいところと言っていいでしょう。

採用担当者があなたを選ぶように、あなたも会社の雰囲気が合っているのかどうか感じてください。第一印象でこれは無理だと思ったらやめておいた方が無難です。無理に入社するとあとで後悔するだけです。

私が今から転職を念頭に商社の面接を受けるなら、志望動機としてこう答えるでしょう。

「商社で働くのですから海外でバリバリ仕事がしたいのはもちろんのことですが、それ以上に質の高い日本製品やサービス、思い遣りのある日本人の精神も海外に広めていきたいと思っています。最近の M&A では外国企業に買収されている日本企業をよく見かけます。私は正直日本企業のこうした現状を嘆いています。<日本人よ、もっとプライドを持て!>と言いたいです。只、存続のため、大企業の比較優位のためだけの吸収合併。まったく格好いいとは思いません。それより世界一の技術やデザインを誇りにしている中小企業の方が、私には余程格好いいと。何でも屋志向で只単に規模を大きくすることだけが私の志望動機ではなく、私個人がトレイルブレイザー(Trailblazer[先駆 者])となって、海外市場を開拓をする覚悟であることを申し上げておきます」

教科書通りの答えを言う代わりに、これぐらいのことを言ってもらいたいものです。

あなたの転職活動でのご健闘を、心よりお祈りいたし ます。

私、Frank Yoshida が自らの市場価値を判断するため登録している転職サイトはこちら。リンク先をご覧ください。

【出典】実践転職の達人 © All Rights Reserved

【画像】Special thanks to pixabay

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