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哀しいお知らせ × Pinot Noir

今日は哀しいお知らせからです。
私が大学院を9月に卒業してから翌年4月に入社するまで住んでいたシドニーで時間を見つけては通っていた語学スクールSydney College of English (SCE)が、新型コロナウイルスの影響で閉校することとなったようです。
確かに海外からの留学生相手の商売ですから、新規の生徒を獲得できない以上、致し方のない判断なんだとは思いますが、それにしても哀しすぎます。
シドニーでかけがえのない友達もたくさんできたし、何より愉しかった!
きっとこれまでの人生の中で、一番愉しいひと時でした。。。
閉校するまでにきちんと言葉でお礼を伝えられればと思います。

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Dear SCE Students and Guardians,
We thank you for your support and your contribution to our community. It has been our pleasure to teach a great number of students from all around the world over the many years that we have been operating as an ELICOS provider.
We regret to inform you that the impact of COVID-19 on the ELICOS industry in Australia has led to the decision to permanently close SCE. This was a very difficult decision, but we are pleased to announce that all current students will be able to transfer to International House Sydney to continue in their enrolled course of study after SCE finishes delivering lessons on Friday 29th May 2020.
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さて、気を取り直して。

本日のワインはPinot Noir、但し産地は結構珍しくオーストリアです。エリアはウィーン南部のニーダーエスタライヒ州テルメンレギオンというところ。正直、州名までは知っていても「テルメンレギオン」という地域は初耳です。

緯度でいうと北緯47〜48度。ちょうどフランスのブルゴーニュ地方と同じ緯度です。そしてニュアンスも結構似ています。ブルゴーニュよりもやや厚み、気持ち甘みを感じるけれど、このピリッとした香辛料のニュアンスは、まるでシャンボール・ミュジニィといった感じ。酸味もあって、熟成させても面白いと思います。これは、ブラインドで出したら、皆んな迷うだろうなー。

良いワインを見つけました♪
価格は税込5,000円くらい。普段飲みにはちょっと高いけど、それでもブルゴーニュと比べたら半額くらいだし、ぜひちょっと自分にご褒美…という時に飲んで頂きたいワインです。

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