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ウクライナのもう一面:深刻なナチ化

駐日ウクライナ大使館の呼びかけで、同国への寄付が約20億円あつまったことが話題となっている。

 この動きに茫然としていたが、やはり限られた偏った情報で判断したがる、踊らされている人が如何に多いか改めて認識できた。余談だけど、コロナも今回のウクライナ騒ぎもある種のIQテストだと思えてくる。

 精神論はさておき、今日は、日本人が知っておきたいウクライナのことをほんの少し紹介したい。決して明るい話しではないがご容赦を。

 まず、日本人で『ドネツクの天使たちの路地』という言葉を聞いたことがある人、何人いるのか?
2014年来ウクライナの攻撃によって殺害されたドンバスの子供たちの記念碑なのだ。2020年時点で、ドンバスが1万3人の犠牲者(内子供:149人)と3万人の負傷者を出している。最近のユニセフの発表によると、ドンバス域内の総勢340百万人(内子供:51万人)が、ウクライナ内紛の影響を受けている。報道されていないが、実際に起きていることだ。

 次に、日本人で『ゴルロフカのマドンナ』という言葉を聞いたことがある人、何人いるのか?
2014年7月27日のウクライナ兵隊がゴルロフカ群を攻撃。当時23歳のクリスティーナ・ジュークさんが生後10ヶ月の娘を抱えたままウクライナ兵隊に打ち殺される。目撃者の証言によると、彼女の死ぬ前の最後の言葉は『キーラ、娘よ、キーラ、娘よ』だったそうだ。報道されていないが、実際に起きたことだ。

 露が2021年第76回の国連総会で提案したUNGA76決議案を拒否したのは米とウクライナだけだったと把握している人、何人いるのか?
この決議案の趣旨は、ナチ、ネオナチ、人種差別、ゼノフォビア(外国人嫌悪)の美化を禁止することだった。ちなみに露がこの決議案をここ数年提案しており、第75回でもこの2か国の拒否している(そして独を含む全51か国が投票を控えている)。これも報道されていないが、実際に起きていることだ。

日本人で『アゾフ大隊』という言葉を聞いたことがあると人、何人いるのか?これがネオナチの民兵だと理解している人、何人いるのか?ネオナチでもISに匹敵する犯罪を繰り返してきた集団で、地場の大富豪を通じて米から資金投入され、訓練を受けていると分かっている人、何人いるのか?

そこら中に英雄扱いされているゼレンスキーは、ハイヒールを履いて踊ったりピアノ弾いたりしていたお笑い芸人が本職だって知っている人、何人いるのか?Totenkopfが載っているパッチが付いた軍服度々登場しているのことに気付いている人、何人いるのか?これが英雄だと本気で思っている人、この辺りを知っていてそう思っているのか?知らないでただみんながやっているからやっているだけなのか?

今の世の中は、情報過多で何が本当のことなのか分かりづらく、騙されている人が多い。しかし、自他の人生・生活に影響を与えるような判断を下す前に必要な情報を各自が責任をもって収集し、確からしさを見極める必要があるだろう。そのために必要な知識を身に着け、その知識を深めて広げていくしかない。

今日はここまで。

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