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実はそれ!毒書です!!😵

こんにちは。あさこです。
今日は読書は読書でも、「毒書」毒になる読み方について書いてみたいと思います。

日頃から読書が好きで様々なことを学び、実践している私ですが、私自身もそして色々な方達をブックワンダーセッションを通して拝見していて気がついたことがあります。

それが、「毒書」=毒になる読み方です。

せっかく読んでるのに!!せっかくチャンスが来たのに!!あああああ、勿体無い!!と思わず叫んでしまいたくなるような話や状態を目にしてきましたし、もどかしさにモジモジして外でおかしな行動をきっととっていただろうっていうときもありました💦

そのくらい、読書が毒になる事も、あるっていうことに気がついちゃったんですね。しかも、当の本人は良かれと思って読んでいるので余計に言葉選びが難しくて伝えることができなかったり、タイミングを逸してしまったりして伝えられなかった事も度々。だから思い切って、ここに書いてみることにします。

① 読書が毒になるって何?


① 読書が毒になるって何?

本を読むことって兎角尊く思われがちですが、今は昔と違ってメディアがたくさんある時代です。本を読まないからといって何も勉強していない、学べていないという証明にはならないですよね。

今は音声や動画の教材がたくさんありますし、情報を取れることがある種当たり前になっているのでその情報が必要不用に関わらず、どこからともなく垂れ流されていくような状態の世の中なわけです。

そんな中で、読書が毒になるっていうのはどういうことなのかっていうと、「やる理由がわかっていないのに誰かに言われたからやる」という状態の時の読書は正直に言って弊害、障害、毒にしかならないのです。

※特定の本が毒であるとか、特定の著者が毒を吐いている書いているという意味合いでは決してありませんのでご理解ください。

②なぜ毒になってしまうのか?

私のところにこられて人の心や状態のケアができるようになりたいと学ぶかたには全員もれなく出る課題なのですが、自分の状態について色々な角度からテーマを変えて書き出しをしてもらうことをやっています。

そうすることによって、私からもそうですが、本人がどこに辿り着きたいのか「目的地(ゴール)」が見えてくるようになるし、なぜそう思い続けてきたのに叶っていないのか、具現化していないのかの理由も明確になってくるからです。

そしてその課題を取り組んでいただいている最中に、今まで何処かからか無意識に持ち込んできた「毒」が見えるようになってきます。

その「毒」っていうのが先ほど言ったように誰かに言われたからやるということに始まり、他にもいろんな言い換えで同じようなことが言えるのですが、とにかく「自分ではなくてもいい状態」「自分に軸がないので情報に振り回されている状態」で本を手にしてしまう。そうするとどんな有効的な本も映像も教材も「毒」になりかねないということがわかってきました。

つまり、「毒」になってしまう理由は自分と違うことばかりをやっているから、やろうとしているからということなんです。

③言われるがままに本を選ぶ危険性

ではなぜ、情報に振り回されてしまうのか、なぜ、垂れ流しの情報に必要なのか不要なのかも判断せずにそこへ向かってしまうのでしょうか?

それはひとえに「自分がまだよくわかっていないから」なのです。自分の本当のところ、本当の望みを知らないからと言ってもいいかもしれませんね😂

自分がわかっていないから、読まなくても良い本を優先させてしまう💦他に優先すべきやることがあるのにも関わらず他者に面白いって言われた本を読もうとしてしまう。
自分がわかっていないから、売れてます!っていうコピーに何も考えずに手を伸ばしてしまったり、みんなが(実際は身の回りの多くて5名程度)読んでいるから読んだ方がいいと思って手を出してしまう。
自分がわかっていないから、本来手にするべき本を、ただなんとなく難しそうだからという理由で遠ざけてしまう。

なんていうことが起こって、優先順位のズレた本を読めば読むほど混乱して遠回りをするようになってしまう。

これはもう、あなたにとって正直言って毒を生んでる。だから「毒書」なんです。(※その本自体が作品として悪いということでは決してありません。ご理解の上読み進めてくださいね)

その本がどれだけ良い本であっても、あなたにとって「毒」になってしまっているってなんか悲しいですよね😭

別の言い方をするとしたら、その本の内容や著者の何かを否定しながら「売れている」からという理由で読んでも、やっぱりあなたの身にならないから、それはそれでしっかりと毒書になってしまうわけなんですよね。

その本自体がどれほど良書だったとしても、読む側の心の持ち方で潜在的に毒を生んでしまう。本のせいではなくて読む側の責任ていう部分があるわけです。

④毒を溜めない良い読書とは?

そうやって学んでいるつもりで毒を生んでしまっていったとしたら、なんだか寂しいですよね。せっかくなのに。
だから、毒を溜めない読書ってなんだかわかったら、そこへ行かなくなれるんじゃないかと思うんですよね。じゃあその方法ってどうしたらいいのか?っていうこと。

目的を持って本を選び読むこと
本を読み切ることを目的としないこと
流行りに飛びつかないこと
自分が反対しているもしくは敵対している精神で本を読まないこと
なんとなく娯楽として楽しみたい本は区別して読むこと

言い換えると、ゴールを決めて読むことです。

ゴールって難しいことじゃなくて、学びたいことのテーマを決めるとか、今日は思いっきり恋愛小説にハマりたいとか、そういう小さいことでいいと思うんですよね。

そしてその世界にどの分野だとしてもハマりきってみる。1冊読んでわからないことは同じ分野の他の本を読んでみることで助けになるかも知れません。

⑤並行読みのススメ

ゴールを決めて読む時におすすめなのが、同じジャンルの本を複数同時並行で読む「並行読み」です。

え???無理無理って思われるかも知れませんが、誰でもできますので安心してください。無理無理って思ってしまうのは、「本を最初から最後まで全部読まなくてはならない」と思い込んでいるからなんです。ここでいう「並行読み」とは、似ているような内容を他の本から探すことで最初の本でわからなかったことが理解しやすくなるための、複数冊を並行して読んでみるということなので、最初から最後までを同じ期間に全部読みなさいという無理難題ではありません。

だから安心して取り組んでみてほしいんですね。並行読みすることで得られる効果はたくさんあるので、次の記事で書いてみようと思います。

今日からあなたの読書が毒ではなく、本当に価値を生む読書に変わりますように^^

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