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無力感や嫉妬心を認めると前に進む

セッションなどで皆さんの話を聞いていて、気づいたことがあったのでシェアしますね。

日々生きているといろんなことがありますよね。当然、ネガティブな感情やモヤッとした気持ちが湧いてくるときもあります。

例えば、仕事や競技で思ったようにできなくて、残念な結果になったり、周りの人から「期待はずれ」「もーちょっと何なのよ」的な視線を浴びせられるとか。

物心両面で幸せそうな人や、波に乗っている人を見てイラッとするとかね。

こういうときに湧き上がってくる無力感や嫉妬心を見て見ぬふりしたり、ほかの人や外的要因のせいにして「自分は大丈夫。何も悪くない。平気、平気」とごまかしてしまうと停滞するというか、その「望ましくない状況」がずっと続くことになります。

無力感や無価値感、嫉妬心なんて、正直だれも味わいたくないじゃない?

だから、自己正当化したり、何も感じていないふりをして、全力でそこから逃げようとしちゃうけど、それをするといつまでも自分が「無力感や無価値感、嫉妬心をたっぷり抱えている」と気づけないから、似たような現実が再生産されてしまいます。

私も経験がありますけど、そういう時は、むしろスパッと「できなかった。できてると思っていたけどできていなかった」とか「悔しーい!」と本心を認めてしまう方が、その状態から早く脱出できて、前に進めますよ。

私の場合は、そういう感情に気づいたら、実際に声に出して、オーバーアクションで悔しさを表現します。「地団太を踏む」を絵に描いたような激しさでね(笑)――すると、スッキリします。

そして、この先もそういう状況を望むか、望まないかを考えるじゃない?

そして「望まない。もっと〇〇な現実を選ぶ」と決めたら、望ましい現実を作るために今できる最善なことは何かな……?と考えて、行動に移す。具体的にできることをする。先のことばかり考えずに、目の前の「できること」を一つ一つやる。

そうやって少しづつでも前進、というかエネルギー的に上がっていくと、ある時パーッと現実が動いたりするんですよね。加速するというか。

この感じは運動部にいた人や、何かの競技をしていた人の方が理解しやすいかもしれないと思います。スポーツや勝負の世界は、最終的に自分との闘いでしょう? どれだけ自分の体とメンタルを鍛え、高めていけるかによって結果が変わるから、言い訳が通用しない。

一流のスポーツ選手は常に自分と対話しているところがあって、切り替えが早いといつも感心するのですが、その姿勢は普通の人にも非常に有効だと思うの。

残念な自分から逃げまくっているうちに、どんどん命の時間は流れていってしまうから、さっさと気づいて手放して、新しい扉を開けたいと思うのです。

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