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私がバレエレッスンで意識していたこと

私がフランスでバレエを始めたのは11歳の時。

私が通っていた日本のバレエ教室ではワガノワメソッドを教えていました。

しかしフランスはオペラ座メソッドが主流です。

メソッドの違いについてはぜひこちらをご覧ください。

そのためクセを直したり、フランスバレエを取得したりと学ぶこと・改善することがたくさんありました

今回は私が早く的確にフランスバレエを習得するために意識したポイントをシェアしたいと思います。



レッスン前に意識すること

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レッスンが始まる1時間前には教室に行って2つのことを行っていました。

1つ目はウォーミングアップ

バレエは人間の身体に負荷をかける動きが多いので怪我をしやすいです。
捻挫や骨折など完治するのに時間がかかる怪我もあります。怪我をしてしまえば長期間のブランクができてしまい復帰するのが大変なので、約45分かけてしっかりとウォーミングアップをして体を温めていました

2つ目はレッスンの目標設定

私は先生に注意されたことやレッスン中に気づいた自分のクセや改善しなければいけないことを書き出すバレエノートというのをつけていました。

各レッスン終了後にバレエノートを書き、次のレッスン前にそれを元にその日のレッスンの目標(〇〇をできるようにする・〇〇を意識するなど)を設定していました。そうすることでその日のレッスンで集中するべきポイントが決まり一つ一つのレッスンを大切にできるようになりました


レッスン中に意識すること

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私がレッスン中に意識していたのは主に3つのことです。

① 他人にしている注意もしっかりと聞く

バレエのレッスンは大体15人から30人ほどで行われます。そのため自分が指摘されている時間よりも他人が指摘されている時間の方が多くなってしまいます。他人が直されている間ボーっとするのではなく、自分がされた注意はもちろん他人が受けている指摘もしっかりと聞いて自分のスキルアップに繋げていました

② 先生の動きを真似する

各技の前に先生がどんな動きをするのかお手本を見せてくれます。バレエ教室を運営している先生の多くは既に引退されている先生が多いので、足を高く上げたりジャンプしたりという下半身の動きはあまり行いません。どちらかというと上半身を中心的に動かして教えてくれます

バレエというと下半身の動きが主な感じがしますがその下半身の動きを助けているのは上半身です。そのため上半身を真似すると自然と下半身もついてくるということもあります。

実際先生の上半身の動きを真似するだけで動きに躍動感が出て表現力が増し、踊りやすくなったりしました

③ できている子の動きを分析する

先生に指摘されたことを意識してやってみても出来ない技もあります。頭では理解しているのに体がついてこない、踏み切るタイミングがうまく掴めないなど理由はたくさんあります。

そういう時にはその技がパーフェクトにできている子を見つけて真似をします。どのように体を使っているのか、膝を曲げるタイミングや腕を上げるスピードなど細かく分析して真似すると今まで出来なかった技ができるようになったこともありました。


レッスン後に意識すること

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レッスン後に行うことは2つです。

1つ目はクールダウン

ウォーミングアップで筋肉を温めたように今度は酷使した筋肉を休めるクールダウンを行います。疲労を次の日まで引きづらないようにするための大切なルーティンです。

2つ目はバレエノートの記入です。

設定した目標が達成されたかの確認、その日のレッスンでできるようになったこと・意識したこと・注意されたところなどを細かく記入します。

できるようになったことが増えるとモチベーションも上がりますし、何度も同じところを注意されているようであれば自分のクセも見抜けるようになり、上達するのが早くなります。

以上、私が早く効率的にフランスバレエを習得するために意識したポイントでした。


【まとめ】 これらの経験を通して思ったこと

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これはバレエに限らずどんな分野でも同じだと思います。

スポーツでも仕事でも趣味でも勉強でも

・ 自分で目標設定を行う
・ できている人を分析して真似をする
・ 徹底的に練習してできるようにする
・ できるようなったこと・改善点を書いて次に生かす

これを何度も何度も繰り返すことが早く効率的に上達するための近道ではないかなと思います。

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