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これまでのキャリアでしっくりこなかったのは作業だったから、というお話

こんにちは!今日は「しっくりこないキャリアとか働き方って実は作業だった」と気づいたお話をします。

木下さんの昨日今日の放送で、働くにあたって作業脳になることの危うさが紹介されていました。

私はこれまで10年強の社会人経験がありますが、常に能動的にメラメラと働いていたかというと全くもってNO。むしろモヤモヤばかりのキャリアを歩んできました。

モヤモヤに関しては人間関係などありますが、それと並んで『手を動かす時間が長い割になんだか進捗していないぞ?』という違和感が過去多かった記憶があります。

バタバタ忙しいのに進んだ感じがしない訳

周囲に言われたことをひたすら片付けて、やった気になっている

まさに目の前にきたボールをひたすら打っている状態とでも言いましょうか、優先度を考えずに緊急度の高いものや、依頼されたことを言われた通りに進めているだけだと、緊急度は低いけど大事なもの(中長期的な自己研鑽など)がどうしても置き去りになりますよね。

前職でのバックオフィスでの例を出すと、請求書作っておいて!、会議の設定しておいて!、など周囲から来る依頼事項をバシバシと片付けていくと気分が良く、仕事がとても捗っている気分になってしまうのです。そして1週間を振り返ると、当初考えていたプロジェクトが意外と進んでいない。。、なんで。。?という状況です。

また周囲からの依頼に答えると(劣悪な環境でない限り)、「ありがとう!」といったねぎらいや感謝の言葉を頂けるため、麻薬のように「対応してよかったー」という気分に陥りがちです。

さらに私の場合、ストレングスファインダーで『調和性』という、周囲との摩擦や軋轢を避けたがる素質を持っています。これは誰かと誰かが対立している時などは仲裁するのに大変に便利な素質ですが、自分が仕事を依頼される側だと『期待に応えたい』『提出が遅くなって失望されたくない』という周囲のことを考えすぎてしまう悪い癖が発現してしまいます。

ストレングスファインダーの素質というと『強み』として良いもののように扱われることが多いですが、紙一重的に悪い癖として発現することもあり、付き合い方が難しいなと思います。

私の対策

放っておくと目の前に来たボールを打つだけ状態になる私ですが、どのような工夫をしているかシェアできたらと思います。

①カレンダーに、中長期用の学びのための「ブロック」時間を入れる

目の前に来た依頼事項からはいったん離れて、体系的な情報収集やプロジェクト関係の考え事をするための「ブロック」という時間帯を定期的に設けるようにしています。社内のGoogleカレンダー等で『ブロック』と表記しておけば、普通の方であれば(?)別の案件をねじ込んでくることもないので安心です。

その際はSlackやメールなどの通知もOFFしておくと、集中が途切れずさらにGoodです。

②キャリアカウンセラーさんと2か月に一回程度お話しする

キャリアに関しても振り返りの時間を設けるのが良い、と木下さんの放送でありましたが、一人で振り返るにもどうしたらいいのか??と思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。

私の場合は一人で考えようとすると嫌なことを思い出したりして「ウワーーー」となりがちだったので、今はキャリアカウンセリングサービスと契約していて2か月に1回、カウンセラーさんとキャリアの今後について摺合せしつつ、直近ではどんなことをするといいか、カウンセラーさんならではの視点からアドバイスいただいています。

相談するなら家族や友達でもいいじゃん、と考える方もいるかもしれませんが、身近な方だと距離が近い分、必要以上に期待して、なんでわかってくれないの!?と相手にイライラしてしまった苦い経験から、キャリアの相談相手としては個人的にはあまりお勧めしません。。

体調が悪い時はお金を払ってお医者さんへ行くのと同じように、キャリアの点検をプロのキャリアカウンセラーに伴走して中立的な視点からアドバイスをもらうのはおすすめです。次にこれをすればいいんだ、とネクストアクションがわかるので、仕事のマンネリ対策にもなります。

最後に

単なる作業脳として搾取されないための私なりの工夫を紹介しました。どなたかの参考になれば幸いです。それではまた!


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